アメリカン・エキスプレス®・カードを名乗る「【重要なお知らせ】American Expressご利用確認のお願い」にご注意を

americanexpressメール 注意喚起

アメリカン・エキスプレス®・カードを名乗る不審なメールが出回っています

今回はアメリカン・エキスプレス®・カードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要なお知らせ】American Expressご利用確認のお願い」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名「【重要なお知らせ】American Expressご利用確認のお願い」

【American Express(リンク)】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

 

■ご利用確認はこちら(リンク)

 

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

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■発行者■

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド(リンク)

テ105-6920 東京都港区虎ノ門4-1-1

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© Copyright (O) 2022 American Express International, Inc. All Rights Reserved.(リンク)

転記終了



怪しいポイント① AmericanExpressのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はAmericanExpressのサービスを利用していません。

利用していないカード会社からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用していないのに送られてくるというのは、中々怪しく感じるもの。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということになります。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていないんですよね。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

そんなことを疑問に思うと共に、気持ち悪くも感じるところです。

そもそもメールアドレスを教えたことがないのですから、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一のカード会社がこんな方法でメールアドレスを取得するとは思えませんけどね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」

どうやらカードが不正利用された可能性があり、それを理由としてカードの利用を一部制限すると言っています。

これが事実であれば、まっとうな対応にも思えますね。

しかしこれはあり得ないのです。

上でも書きましたが、私はAmericanExpressのサービスを利用していません。

これはカードを発行しておらず、カードが物理的に存在していないことを意味しているのです。

それを踏まえて、もう一度メール本文を見てみましょう。

「存在しないカードが不正利用された可能性があり、存在しないカードの利用を一部制限する」

まあ・・・あり得ないですよね。

怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないカード会社からのメールだった

2.物理的に存在しないカードに対して一部利用制限を設けるというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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