AmericanExpressを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmericanExpressを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「[AMERICAN EXPRESS]カードのご利用を一部制限のお知らせ(メールアドレス)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:[AMERICAN EXPRESS]カードのご利用を一部制限のお知らせ(メールアドレス)
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
メールアドレス
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
ご利用確認はこちら
リンク
今後ともアメリカン・エキスプレスのカードにご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。
本Eメールは、自動的に送信しております。本Eメールに直接返信されても対応いたしかねますのでご了承ください。
本Eメールは、自動的に送信しております。本Eメールに直接返信されても対応いたしかねますのでご了承ください。
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.
〒105-6920 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号
転記終了
怪しいポイント① AmericanExpressを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はAmericanExpressを利用していません。
利用していないサービスのメールが送られてくる、これはおかしいですよね。
そもそも登録もしていないのに、なぜメールアドレスを知っているのか?
ツッコミどころは中々に満載。
利用していないサービスのメールが送られてきた、それが第一のポイントとなります。
怪しいポイント② 物理的に存在しないカードの利用停止
怪しいポイントの2つ目として、メール本文に注目したいと思います。
メールでは「カードのご利用を一部制限」と言っています。
これはすごいことです。
物理的に存在していないカードに制限を加えると言っているわけですから。
空想のカードを、空想で制限する。
もはや何のことか分けわからなくなりそう。
勝手にしたらいいと思うような内容でした。
持っていないものですからね、どうやってもらっても結構!
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付しているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
故に、このURLを見比べることで、それが本物であるか、偽物であるかがわかるんですよね。
今回のメールのものについても本物のURLと比較。
すると、全然違っていることがわかりました。
これはもう決定的。
これが本物であるというのは極めて困難、そんな結論となりそうです。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回のメールでは怪しいポイントが3つありました。
1.利用していないサービスについてのメールだった
2.持っていないカードに制限を掛けるという謎の内容だった
3.リンク先URLが本物のサイトのURLとは違った
以上3点、どれをとっても怪しいなあと思うような内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!
こうしたメールの目的は、リンク先へ誘導しそこで個人情報などを抜き取ることです。
リンクをクリック(タップ)しないことで、簡単に自己防衛ができます。
怪しいと思ったメール、身に覚えのないメールのリンクはクリック(タップ)しない!
これを徹底したいものですね。
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