KDDIを名乗る不審なメールが出回っています
今回はKDDIを名乗る不審なメールを受信しましたので公開させて頂きます。
件名は「ユーザー確認が必要 – 請求を完了できません。 【au ID: 39817269】」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:ユーザー確認が必要 – 請求を完了できません。 【au ID: 39817269】.
au PAY
請求を完了できません。
カードが拒否されたか、有効期限が切れています。
すぐに情報データを更新してください。
ケースID : AU-5856484100。
2×24時間以内に修理されていない場合、
支払いを完了できないため、システムは自動的にサービスを切断します
au ID ログイン(リンク)
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※このアドレスへの返信は出来ませんので、ご注意ください。
※ご不明点がございましたら下記窓口までお問合せください。COPYRIGHT © KDDI CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
転記終了
怪しいポイント① KDDIのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はKDDIのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのは、おかしいですよね~。
KDDIと言えば、auを運営している会社としても知られています。
そのauのサービスも利用していません。
なんなら、メールアドレスの登録もしたことがないのです。
ではそのメールアドレスを知っているのはなぜなのか?
こんなことも疑問であると共に、気持ち悪さを感じるところですね。
これだけでも怪しさ満点であるといったところです。
怪しいポイント② カードが拒否されたか有効期限が切れているという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文では「カードが拒否されたか、有効期限が切れています。」と書かれていました。
登録しているカードについての事を言いたいようですね。
しかしながら、私はサービスを利用していません。
当然ながらカードの発行もしていなければ、登録もしていません。
ある意味でこれは当たり前の話なのですが、有効期限というかカード情報そのものが登録されていないのです。
なので、このメールはある意味正しいということができます(笑)
登録をしていないので請求を完了できるわけがない。
そもそも利用自体していないですからね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは世界に2つと同じものがありません。
これはインターネットの仕様となっており、全世界共通の仕様です。
故にどんなに本物を装ったところで、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そしてこの法則を利用することにより、URLが公式サイトなのかそうでないのかを判断することができます。
添付されているリンク先URLと公式サイトのURLを比較するのです。
すると、これが見事に違っていることが判明!
これはもう決定的ともいえる内容となりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3点ありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.登録していないカードの請求の話だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいと言えるポイントとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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