AmericanExpressを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmericanExpressを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「[American Express]のセキュリティ通知」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
本文
それでは本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:[American Express]のセキュリティ通知
●いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
●昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
●あなたのIDとパスワードで第三者がログインした形跡が見つかったため、ログイン一時停。
●止を行いました。ログインするにはパスワードの再設定を行って下さい。
●ご利用確認はこちら
リンク
● 本メールは送信専用メールアドレスから配信されています。ご返信いただいてもお応えいたしかねますので、ご了承ください。
本メールにお心当たりのない方は、誠にご面倒ではございますが、下記電話番号までご連絡いただきますよう、お願い申しあげます。
<メンバーシップ・サービス・センター
0120-020865 (9:00~17:00/土日祝休)
海外もしくは携帯電話等からは、03-3220-6726まで。【発行】アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
東京都杉並区荻窪4丁目30番16号
Copyright (c) 2020 American Express International, Inc. All Rights Reserved.
INTJAALE0010001
転記終了
怪しいポイント① AmericanExpressを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はAmericanExpressを利用していません。
利用していないサービスから、こうしてメールが送られてくること自体おかしいですよね。
利用していないということは、メールアドレスも登録していないということ。
登録していないメールアドレスをどこで入手したんでしょうね?
これが本物だとしたら、そこから聞いてみたいものです。
怪しいポイント② 存在しないカードにログインされたという内容
怪しいポイントの2つ目として、メール本文に目を向けてみましょう。
読んでみると「IDとパスワードを使ってログインされた」という内容です。
そもそもアカウントがないのでIDやパスワードも存在していません。
存在しないカード、アカウント、第三者がログインした。
どれもこれもあり得ないような内容ばかりです。
仮にこれが本当にログインされたとしても、私は痛くも痒くもありません。
だってアカウントないんですから(;´Д`)
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に貼られているリンク先のURLアドレスに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
故に、どんなにコピーしようと思っても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
このURLを確認してみると、見事に公式のURLと違うことがわかりました。
これはもう偽物という可能性がかなり高くなりました。
怪しいポイントまとめ
それでは、今回のメールの怪しいポイントをまとめてみます。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.あり得ない内容のメールだった
3.URLが本物のサイトと違った
今回のメールでは「言っていることが全てうそ」という内容となっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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