ETC利用照会サービス事務局を名乗る「ETCサービスを中止いたします」にご注意を

ETCメール 注意喚起

ETC利用照会サービス事務局を名乗る不審なメールが出回っています

今回はETC利用照会サービス事務局を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「ETCサービスを中止いたします」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:ETCサービスを中止いたします

総合情報ポータルサイト

平素よりET C利用照会サーピスをご利用いただき誠にありがとうございます。

近いはシステムをアップグレード更新する予定なります。

ETCアカウントでは、アカウントアラートが検出されます。あなたのアカウントのいくつかの情報が無効になっている可能性があります。

申し訳ございませんが、ETCザービスを中止いたします。このサービスを引き続き使用したい場合は、アカウント情報を更新する必要があります。下記のリンクをクリックして更新してください。

   会員情報の管理ページで確認   (リンク)

ご不明な点につきましては、お手数ですが、ETC利用照会サービス事務局にお問い合わせください。おのいかなる不便と憂慮に対して、深くお诧び申し上げます。ご理解いただきましたことを感謝申し上げます。

*48時間以内にあなたのアカウント情報を更新しない場合、私たちは残念ながらあなたにお知らせします。私たちはあなたのアカウントを無効にしなければなりません。*このメールは送信専用です。 このアドレスに送信いただいても返信いたしかねますので、あらかじめご了承願います。*このメールも重要なシステム通知としてメールを受けたくない顧客に送信されます。

ETC利用照会サービス事務局East Nippon ExpresswayCompany Limited,West Nippon Expressway Company Limited.Copyright(C)2021

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールドレスは、ETC関連に一切登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてきている。

これだけでも相当怪しいですよね。

登録していないんですから、どこでメールアドレスを入手したの?という話で。

ETCほどの公共性のあるサービスにおいて、こうした疑いをもたれるような方法でメールを送り付けてくるというのはあり得ないかなと思います。

そもそも登録をしていないメールアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得していることになりますからね。

言うまでもありませんが、本物のETC利用照会サービス事務局であれば、登録しているメールアドレス宛に送ってくることでしょう。

 

怪しいポイント② 連絡先に明記がない企業署名

怪しいポイントの2点目として、メール本文についている企業署名を見ていきたいと思います。

企業署名はこんな感じでありました。

ETC利用照会サービス事務局East Nippon ExpresswayCompany Limited,West Nippon Expressway Company Limited.Copyright(C)2021

法人名の記載しかありませんね。

こうしたビジネスシーンで行うメールのやり取りでは、必ず企業署名というものを入れます。

自分は怪しいものではなく○○という会社の△△という部署で働く□□という者です。

連絡先はこちらですと明記するのが普通。

しかし、このメールの企業署名を見てみると、社名しか記載がありません。

部署名も住所も電話番号もメールアドレスも・・一切の記載がないんですよね~。

これは怪しすぎます。

何か不都合でもあるのか?というくらい、必要な情報が欠如している。

怪しいポイントの2点目は、こうした企業名しかない企業署名ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信

2.企業署名に社名しか書かれていない

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、怪しさ満点のメールとなっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

ETC公式サイトでも不審なメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただけるとよろしいかと思いますm(_ _)m



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