広島銀行を名乗る「[広島銀行]ひろぎん銀行に取引を制限について」にご注意を

広島銀行メール 注意喚起

広島銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は広島銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「[広島銀行]ひろぎん銀行に取引を制限について」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

広島銀行メール

転記開始

件名:[広島銀行]ひろぎん銀行に取引を制限について

【お取引を制限について】

いつもひろぎん銀行をご利用いただきありがとうございます。

お客様のひろぎん銀行が不正なアクセスの可能性があると判断したため、ひろぎん銀行「振込・振替」サービスが制限されました

誠に恐縮ではございますが、ひろぎん銀行「振込・振替」サービスを制限解除させていただきください。

下記のリンク先から利用制限が解除してください。
リンク

お客さまにご不便・ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

本サービスへの受付日時
2023
311 7:52:14

お申込住所相違による郵便不着など、お申込を無効とさせていただく場合があります。
お届けする確認通知メールへの返信は受け付けておりませんのであらかじめご了承ください。

お問合せ先
広島銀行
電話番号:0120-93-1645
受付時間:平日 9時~17(但し、銀行休業日を除く)

転記終了

広島銀行メール



怪しいポイント① 広島銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は広島銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

営業メールならまだ百歩譲ってわかりますが、内容を見てみるとそんなこともありません。

見るからに怪しい。

そんな気もしてきます。

銀行を利用していないと書きましたが、これは利用登録をしたことがないということです。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

そんなことも怪しく感じると共に、気持ち悪く感じるポイントにもなりますね。

何で知ってるんだよと・・・(笑)

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこんな方法でメールアドレスを取得するでしょうかね?

私はしないと思いますが。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 銀行のサービスが制限されたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客様のひろぎん銀行が不正なアクセスの可能性があると判断したため、ひろぎん銀行「振込・振替」サービスが制限されました」

不正アクセスをその要因として、サービスが制限されたという内容となっていました。

しかし、これはおかしな話なんですよね。

上でも書きましたが、私は広島銀行を利用していません。

これはサービスを一切利用していないということであり、そもそも不正アクセスされるようなものが存在していないんですよね。

そして色々制限するといわれていますが、その制限されるようなものが何一つありません。

物理的に何もないので、存在しないものに対して不正アクセスされたとか、制限するとか言っているということになります。

そんなことは当然あり得ないわけで。

怪しいポイントの2点目は、あり得ないメール内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.物理的にあり得ない内容のメールだった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました