064z8UF5w3LRcrCaUkを名乗る不審なメールが出回っています
今回は064z8UF5w3LRcrCaUkを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【American Expressカード】ご利用確認」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速ですがメール本文です。
転記開始
件名:【American Expressカード】ご利用確認
American Expressカードをご利用のお客さま
利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい▼ご利用確認はこちら
リンク===================================
※お手もとにAmerican Expressカードをご用意ください。
※お持ちのカードによっては、サービスを利用できない場合があります。*ご注意ください*
変更のお手続きがない場合、弊社からの重要なお知らせが届かない場合があります。◆おしらせメールについて◆
American Expressのおしらせメール配信を「希望する」に設定すると、
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===================================アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社
東京都港区虎ノ門4-1-1
※本メールは送信専用です。
お問い合わせは上のURLの、専用フォームよりお願いします。
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転記終了
怪しいポイント① AmericanExpressのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はAmericanExpressのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
送り主の名前意味不明な文字列となっていて、誰かわかりづらくなっていますが、件名にも内容もAmericanExpressとなっていまして。
そうしたことから、送り主がそうなんだと分かります。
名前がおかしいところで、すでにそれも怪しいんですけどね(笑)
サービスを利用したことがないということは、利用登録をしたことがないということになります。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスを登録したことがないということです。
ではなぜ、先方はメールアドレスを知っているんでしょうかね~?
そもそもAmericanExpressにメールアドレスを教えたことがないということになりまして、本人が承知していなう方法でメールアドレスを入手したということになります。
信用第一のカード会社がこんな形で収集しているとは思えませんが・・・。
まず最初の怪しいポイントはこうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないカードを利用制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文ではこうした記述がありました。
「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」
どうやら不正利用された形跡があり、その結果カードの利用を一部制限すると言っているんです。
これが事実だとしたら、ありがたい話なのかもしれませんが・・・。
上でも書きましたが、私はAmericanExpressのサービスを利用していません。
ということは、カードそのものが物理的に存在していないということにもなるんですよね。
それを踏まえてメール本文をもう一度確認してみると・・・
物理的に存在しないカードが不正利用された形跡があり、物理的に存在しないカードに利用制限を設けるというあり得ない内容になります。
物理的に存在しないカードが使えるなら・・・その使い方を教えてほしいものですね(笑)
怪しいポイントの2点目はこうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールです。
そこで、この仕様を利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してい見たいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですからね。
これら2つのURLを比較してみた結果、これが全く違っていることが判明!
メールに貼付されていた方のURLには「google」という全く別会社の文字列が入っている始末。
これはもう決定的に怪しいと言えるポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.存在しないカードに利用制限を設けるというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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