Saison Cardを名乗る不審なメールが出回っています
今回はSaison Cardを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【SAISON CARD 重要なお知らせ】カードの一時利用停止は解除されました 1476」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
●SAISONCARD銀行ユーザー
●SAISONCARDユーザーの皆様、
●SAISONCARDカードを引き続きご愛顧いただき、
●誠にありがとうございます。
●最近、アカウントのログイン状況が異常であることが判明しました。
●資金の安全を確保するため、現在アカウントを凍結しています。凍結期間中は、
●クエリサービスのみがサポートされます。アカウントにログインして、
●内の関連情報を変更してください。 24時間ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。●確認するにはここをクリック
SAISONCARD銀行セキュリティ部門
上午 8:44:38
転記終了
怪しいポイント① セゾンカードを持っていない
ここからは、このメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はセゾンカードを持っていませんし、登録したこともありません。
故にこうしたメールを受け取るいわれがないんですよね。
持ってもいないカードにログイン状況の異常があったなんて言われましてもね・・・。
あ、そうですか、ご自由にどうぞ!
そんな感じです(笑)
アカウントも凍結されているようですが、持ってもいないアカウントを凍結されても痛くも痒くもありません。
残念です。
怪しいポイント② 本文おかしくない?
続いて本文を見ていきたいと思います。
疑問に思うんですがなんで箇条書き風になっているんでしょうかね?(笑)
ビジネス文書になると思うのですが、そうした文書の時こうした箇条書きのみで構成することはまずありません。
こうしたところも怪しいなあと思ってしまう原因の櫃突になってしまいます。
メール文末を見てみると、もう一つおかしな点が。
上午 8:44:38
これなんですかね(笑)
時間表記のようにも見えますが、日本ではこうした表記しませんよね。
調べてみると「上午」は中国語で「朝」という意味だそうです(笑)
中国から送ってきたんですね!
怪しいポイント③ 企業署名がない
相手が企業で、企業からメールが送られてくる場合、その企業名などを載せた署名がある場合がほとんどです。
しかしこのメールにはその署名は見当たりません。
これも怪しいポイントの一つとなりますね。
自分の会社のことを知らないわけもありませんし、普通住所や会社名、連絡先などを記載します。
それがビジネスマナーでもあると思いますしね。
どこの誰かもわからないメールの送り主はただただ気持ち悪いだけです。
怪しいポイント④ 本文に記載されているリンク先URLが公式のものと違う
ポイントの4つめとして、メール本文に貼付されているリンクのURLを確認してみることにしました。
URLは世界に二つと同じものがありません。
なのでどんなにサイトを似せようとも、URLを確認すればそれが本物か、偽物かを見分けることができるんですよね。
実際にこのメールのリンク先URLを調べてみたところ、公式サイトのURLとはまるで違うことがわかりました。
これでこのメールはかなり偽物である可能性が高くなったということになります。
怪しいポイントまとめ
では今回のメールの怪しいポイントをまとめていきましょう。
1.セゾンカードを持っていないし、申し込んだこともない
2.本文の構造がおかしい
3.企業署名がない
4.リンク先URLが公式のものと違う
以上4点が怪しいと思われるポイントでした。
残念ながらこれは偽物と言えるでしょう。
リンクはクリックしない!!
この手のメールは、メールに貼付しているリンク先に誘導してその先で個人情報などを収集することを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)することで自分自身を守ることができるんですね。
自己防衛は以外に簡単にできてしまいます。
怪しいと思ったメール、身に覚えのないメールは、リンクをクリックしない!!
これを徹底したいものですね。
コメント