AmericanExpressを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmericanExpressを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【American Express】次回口座振替のお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【American Express】次回口座振替のお知らせ
平素は、アメリカン・エキスプレスのカードをご利用いただきありがとうございます。
以下の通り、次回の口座振替情報をお知らせいたします。
カード番号: xxxx-xxxxxx-1008
口座振替金額: 871,517円
口座振替日: 2021年11月13日本サービスについての詳細確認および登録の解除・設定の変更は以下URLにて承っております。
リンクこのメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
ご返信いただいてもお応えいたしかねますのでご了承ください。【配信元】アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
〒105-6920 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号 リンクCopyright (c) 2021 American Express International, Inc. All Rights Reserved.
INTJAALE0004001
転記終了
怪しいポイント① AmericanExpressを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はAmericanExpressのサービスを利用していません。
利用していないサービスについてこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということです。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていません。
では、どこでメールアドレスを入手したんでしょうかね?
これも十分怪しいと思われる理由の一つとなります。
怪しいポイント② 存在しないカードの請求という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文では「カードの請求金額」について書かれていました。
しかもすごい額が書かれていますね。
こんなメールいきなり受け取ったらびっくりしてしまいます。
しかしそのカードは存在していません。
そして引き落とし口座も登録していません。
落とせるものなら落としてみろ、そんな感じとなってしまっています(-_-;)
存在しないカード、そして登録していない口座。
あり得ない内容のメールということができるでしょう。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこでメールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
するとこれが違っていることが判明!
これはもう決定的に怪しいと言えるポイントとなりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった
2.あり得ない内容のメールだった
3.リンク先URLと公式サイトのURLが違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントということができるでしょう。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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