Appleを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAppleを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「DMM:会員認証メール」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速ですが、メール本文です。
転記開始
件名:DMM:会員認証メール
DMM.COMカスタマーサポートセンター
アカウントが別の場所にログインしていることを検知
ご本人様の利用確認のため 。
全ての機能を一時停止させていただきます。
お客様に安全安心にサービスをご利用いただくために、
アカウントを初期化させていただきます、
下のリンクから再度資料を設定してください。※このメールに心当たりがない場合はメールを破棄してください。
■会員認証アドレス(リンク)
このアドレスはおみから24時間有効です。
期限を過ぎた場合は、会員登録をやり直してください。【ご注意】
お使いの環境・メールソフトによっては、認証URLが途中で切れてしまい、
リンクが正しく表示できない場合があります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ お問い合わせについて(リンク)
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お問い合わせはDMMサポートセンターで承ります。お問い合わせ
サポート電話番号(24時間・365日受付):03-6780-3011
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転記終了
怪しいポイント① Appleを名乗りながら内容がDMMの話
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回のメールの送り主は「Apple」を名乗っています。
Appleといえば言わずと知れたIT企業であることは誰もが知るところかもしれませんね。
そのAppleからどんなメールが来たんだろうか?
中身を見て驚愕します。
メールの中身は「DMM」というサービスのメールでありました(笑)
AppleとDMMは全くの別企業体です。
それがこうしてAppleの名前でメールが送られてきている。
おかしな話ですよねぇ、そしてあり得ないですよねぇ。
他社のサービスについて口出ししていることになるわけですから・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうしたあり得ない内容となりました。
怪しいポイント② DMMのサービスを利用していない
怪しいポイントの2点目として、私はDMMのサービスを利用していません。
利用していないということは、利用登録もしたことがないということですね。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ではなぜ、先方はメールアドレスを知っているんでしょうかね?
怪しいですねぇ、気持ち悪くもあります。
本人が承知していない状態でメールアドレスを入手していることを考えても、不正に取得している可能性が高いと言えるでしょう。
これが怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ 存在しないアカウントを初期化するという内容
怪しいポイントの3点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「お客様に安全安心にサービスをご利用いただくために、アカウントを初期化させていただきます、」
どうやらアカウントに不正ログインした形跡を確認したとのことで、アカウントを初期化するというのです。
がしかし、私は上でも触れましたがDMMのサービスを利用していません。
ゆえにアカウントも存在していないんですよね。
そんな存在しないアカウントに不正ログインが疑われ、そして存在しないアカウントを初期化するという。
もはや空想の世界の話にも思えてきますね・・・。
こうしたあり得ない内容、それが怪しいポイントの3点目になりました。
怪しいポイント④ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの4点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものが存在しません。
どんなに本物を装ったところで、サイトのURLまでコピーすることはできないのです。
これはインターネットのルールであり、全世界共通の認識です。
そこで、この法則を利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうか確認してみたいと思います。
やり方は、それぞれのURLを比較してみるだけといたって簡単。
公式サイトであれば、公式サイトの文字列がURLに含まれているはず。
比較してみた結果、それぞれのURLは全く違っていることが分かりました。
これはもう決定的なポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは全部で4つありました。
1.Appleを名乗りながらDMMのサービスの内容のメールだった
2.利用していないサービスのメールだった
3.存在しないアカウント初期化するという内容のメールだった
4.リンク先URLが公式サイトのURLと全然違った
以上4点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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