ETCパーソナルWebサービスを名乗る不審なメールが出回っています
今回はETCパーソナルWebサービスを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「ETCサービスを中止いたします」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:ETCサービスを中止いたします
総合情報ポータルサイト
ETCサービスをご利用いただきありがとうございます。
ETC決済方法を再確認してください。ETCサービスは無効になりました!有効期限:2022年12月30日。
引き続きサービスをご利用いただきたい場合は、下記リンクより詳細をご確認ください
▶ここをクリックして検証(リンク)
注意事項
*変更後、3日以内に発効する必要があり、期間中は使用できません。*カードの個人情報によっては電話で連絡する場合もございます。。*正確な情報は必ず記入してください。
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、何とぞご理解賜りたくお願い申しあ(げます。
配信元:ETC利用照会サービス事務局
携帯電話、PHS、IP電話などでのご利用は
045-477-3793受付:9:00〜18:00
※おかけ間違えのないようご注意ください。East NipponExpressway Company Limited,Metropolitan Expressway Company Limited
※メール配信解除はこちらよりお手続き下さい。
リンク
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはETCサービスに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録していないんですから、なんでメールアドレス知ってるの?という話になります。
登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになりまして。
公共性も高いETCのようなサービスで、こうした方法でメールアドレスを取得することなんてあるんですかね~。
私はないと思いますけど。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② ETCサービスが無効になりました!という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「ETCサービスは無効になりました!」
どうやらETCサービスが無効になってしまったようです。
これは困った・・・ということで、これが本当かどうかを確認していきます。
実際にETCを利用してみます。
メール本文が事実であれば、これが利用することができないはずですよね。
実際にETCを利用してみたところ・・・これが普通に使えまして(笑)
これはいけませんね。
メールに書かれていることが、実際には起きていないということになってしまいます。
これもまた怪しく感じるようなポイントになります。
怪しいポイントの2点目は、こうしたメールの内容が事実ではないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいとおもいます。
今回の怪しいポイントは、3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.ETCサービスが無効になったと書かれているが、実際には無効になっていない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
ETC公式サイトでも不審なメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただけるとよろしいかと思いますm(_ _)m
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