Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)
平素よりETC利用照会サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます
このメールは、ETC利用照会サービス(登録型)にご登録されていて、
420日間ログインのない方にお送りしています。
お客様のユーザーIDは、解約予定日までにログインいただけないと
登錄が解約となります。
※ETC利用照会サービス(登錄型)は450日間ログインがない。
ユーザーIDの登錄が自動的に解約となります【ユーザーID】
メールアドレス【解約予定日】
2023年02月05日解約予定日までに下記のURLから本サービスにログインして
いただきますと、ご登録は継続されます。
ログイン後の特別な操作は必要ありません。
※登録が継続された際のお知らせはございません。
※パスワードがわからない場合も下記URLから新パスワードの発行を行えます。【ETC利用照会サービス(登錄型)ログイン】
リンク
※このURLの有効期間は手続き受付時より48時間です。
(有効期限 2023/02/05 23:59)「解約予告のお知らせ」のメールに記載のURLから本サービスにログインしていただきますと、
ご登録は継続されます。ログイン後の特別な操作は必要ありません。
ただし、登録が継続された際のお知らせはございません。
なお、登錄が自動に解約となりました場合も、
再度登録いただければご利用いただけます。
※ETC利用照会サービスの登録が取消しになっても、ETCカードのご利用には影響ありません。
※このメールは送信専用です。
このアドレスに送信いただいても返信いたしかねますので、あらかじめご了承願います。
※本メールに心当たりがない場合は、速やかに削除お願いいたします。なお、ご不明な点につきましては、お手数ですが、
ETC利用照会サービス事務局にお問い合わせください。■ETC利用照会サービス事務局
年中無休 9:00~18:00
ナビダイヤル 0570-001069
(ナビダイヤルがご利用いただけないお客さま 045-477-1262)リンク
転記終了
怪しいポイント① Amazon.co.jpを名乗っていながら内容はETC
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、件名とメール本文を確認してみたいと思います。
メールの件名は「解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)」となっていました。
そしてメールの送り主は「Amazon.co.jp」。
AmazonがETCのサービスの事をメールしてきているんですよね。
これはおかしな話です。
AmazonとETCのサービスは全くの別物。
運営している法人がそもそも違うので、Amazonが他社のサービスの事をメールしていることになってしまうんですね。
Amazonはインターネットショッピングサイトを運営していることでも知られていますが、さすがにETCの利用照会サービスまでは手掛けていません(笑)
これはちょっとあり得ないですね。
他企業の話をしてしまうなんてのは、あり得ないと思います。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 登録していないメールアドレスで受信
怪しいポイントの2点目として、メールが送られてきたという事実を見ていきましょう。
Amazonにしても、ETCにしても、今回受信したメールアドレスは、いずれの企業にも登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてきているんですよね。
それぞれ別に登録してあるメールアドレスがあります。
そちらには「本物」からメールが送られてきておりまして。
どちらが本物かは、分かりますよね。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
こんな方法でメールアドレスを取得しているとは、ちょっと考えづらいですね。
怪しいポイントの2点目は、こうした内容となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.Amazon.co.jpを名乗りながら、内容がETCの話だった
2.登録していないメールアドレスで受信した
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しさ満点のメールとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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