三井住友銀行を名乗る「【三井住友銀行】振込入金失敗のお知らせ」にご注意を

三井住友銀行メール 注意喚起

三井住友銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は三井住友銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【三井住友銀行】振込入金失敗のお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:【三井住友銀行】振込入金失敗のお知らせ

三井住友銀行より、ご指定口座への振込入金失敗についてお知らせします。

失敗の原因確認は下記へアクセスしてください。

リンク

―――■SMBCダイレクトで残高確認■―――
振込入金の詳細については、SMBCダイレクトでご確認いただけます。
リンク
―――――――――――――――――――――

※振込依頼人から振込の「取消」「変更」「組戻」があった場合等、お知らせした明細と実際の手続が異なる場合があ
ります。
※本メールは、お客さまお届けのメールアドレスへお送りしています(本メールの再送依頼は受け付けておりません)

【不正送金被害にご注意ください】
偽のメール等で誘導された当行を装う偽サイトに、お客さまの口座情報やワンタイムパスワード等を入力すると、不正
送金被害にあう危険があります。
> リンク

【当行から送信したメールであることの確認方法】
「三井住友銀行」名でお送りするメールには、携帯キャリアのメールアドレス宛を除き全て電子署名を付けています。
> リンク

【当行のサイトであることの確認方法】
閲覧しているサイトが当行の正当なサイトかどうかを、電子証明書により確認いただけます。
> リンク

【メールの内容に身に覚えがない場合】
本メールに対するメールでのご返信・お問い合わせはお受けしておりません。メールの内容に身に覚えがない場合や、
サービス等についてくわしく知りたい場合は、当行ホームページをご覧いただくか、以下より電話番号を確認の上、お
問い合わせください。
> リンク

【メールアドレスや配信設定の変更】
SMBCダイレクトにてお手続ください。
>リンク

———————————————————————–
発行:株式会社 三井住友銀行
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第54号
加入協会 日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会

転記終了



怪しいポイント① 三井住友銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は三井住友銀行を利用していません。

もっと言えば、利用したこともありません。

そんな銀行からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用したことがないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスを登録したことがないということになります。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと同時に、怪しくも、そして気持ち悪くも感じるポイントになりますね。

そもそも教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

個人情報がこれだけ騒がれている時代に、そして信用第一の銀行がこんな方法でメールアドレスを取得するでしょうか?

あり得ないと思いますね。

最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 入金処理などしていないのに失敗したという案内

怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。

メール本文では、こんな内容が書かれていました。

「三井住友銀行より、ご指定口座への振込入金失敗についてお知らせします。」

どうらや三井住友銀行から入金した処理が失敗したという内容のようです。

しかしこれはあり得ないんですよね。

そもそも三井住友銀行のサービスを利用していないので、口座そのものがありません。

そして振り込みをした事実もありません。

メールに書かれているようなことは一切したことがないのに、こうしてメールが送られてくる。

これもまた怪しく感じるポイントですよね。

怪しいポイントの2点目は、こうした身に覚えのない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみた結果、これらが違っていることが判明。

これはもう決定的なポイントになりましたね。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.身に覚えがないメールだった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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