Paypalを名乗る不審なメールが出回っています
今回はPaypalを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「PayPal規約の今後の変更事項について(要対応)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:PayPal規約の今後の変更事項について(要対応)
客様
お客さまに適用される弊社の規約が一部変更されます。
現時点でお客さまからご対応をいただく必要はありますので、詳細をご希望の場合は、下記へアクセスし、これらの変更に関する詳細、変更適用時期、および変更事項を拒否されたい場合の対応方法をご確認いただけます。また、これらの変更内容は、paypalのページ下部にある[規約]をクリックし、[ポリシーの更新]を選択することでも、ご確認いただけます。
リンク
ご確認をいただけない場合、セキュリティ上の観点からご利用制限をかけさせていただくことを予めご了承下さい。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後ともPayPalをよろしくお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
PayPal
本メールの送信アドレスは送信専用となっておりますので、このメールへの返信によるご質問、お問い合わせにはお答えしかねます。なお、ご質問・お問い合わせがございましたら、ログイン後のページの”お問い合わせ”リンクよりお願いいたします。
PayPal Pte. Ltd. はシンガポール法人であり、日本国金融庁に(1)資金移動業者(関東財務局長第00026号)および(2)前払式支払手段第三者型発行者(関東財務局長第00705号)として登録されています。
発行者: ペイパル
Copyright © 2021 PayPal. All rights reserved.
62009 172982
転記終了
怪しいポイント① Paypalのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はPaypalのサービスを利用していません。
利用していないサービスについて、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ということは、なぜメールアドレスを知っているのか?という所も問題になってきます。
気持ち悪いと思うと同時に、怪しいと思われる理由ともなりました。
怪しいポイント② 規約の変更という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けたいと思います。
メール本文では「規約の変更」について書かれていました。
しかし、①でも書いたように、私はサービス自体を利用していません。
利用していないのですから、規約なんて何にも関係ないんですよね。
利用していないサービスの規約がどう変わろうが、私には何の関係もない。
普通に考えてあり得ないですよね。
リンクから規約を確認してほしいということでしたが、サービスを利用していないのでその必要はありません。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
するとこれが見事に違っていることがわかりました。
これはもう決定的に怪しいと言える内容となっていましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった。
2.利用していないのに規約変更という内容のメールだった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいと言える内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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