boepjuyxiを名乗る「【重要なお知らせ】締め切りまでに情報の確認をお願いします」にご注意を

注意喚起

boepjuyxiを名乗る不審なメールが出回っています

今回はboepjuyxiを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要なお知らせ】締め切りまでに情報の確認をお願いします」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【重要なお知らせ】締め切りまでに情報の確認をお願いします

お客様へ、

ケースID  : AM803779

私たちはあなたのAmazonアカウントの不正活動の可能性を検出しました。

Amazonのセキュリティチームは、お客様に何度もeメールで連絡していますが、確認できていません。24時間以内に確認できない場合、申し訳ありませんが、Amazonはお客様一人ひとりの資金と口座の安全を保証します。そのため、ID:受信したメールアドレスのAmazonアカウントはすべての機能の利用を停止します。

以下のリンクをクリックして、アカウントの安全性を確認してください。

アカウントの確認(リンク)

もし何か問題がある場合は、遠慮なく私たちのカスタマーサービスにお問い合わせください。あなたのアカウントの安全性が最優先事項であることを、私たちは強く認識しています。
ご協力いただき、ありがとうございます。

2023/4/13
敬具
Amazonカスタマーサービス

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。

一見どこからのメールなのかよくわからないようなメールとなっていますが、本文の最後の方にAmazonと明記されていました。

ということは、送り主はAmazonということになりますね。

送り主の名前がboepjuyxiという意味不明な名前だったので混乱します。

登録していないメールアドレスにメールが送られてくるというのは中々おかしな話。

登録していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

教えていないので、何でメールアドレス知っているの?って話にもなりまして。

これだけでも相当気持ち悪い。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

今時こんな方法でメールアドレスを取得すれば、大炎上案件になってしまうことでしょう。

最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないIDのアカウントを停止するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「ID:受信したメールアドレスのAmazonアカウントはすべての機能の利用を停止します。」

受信したメールアドレスのIDのAmazonアカウントを利用停止する。

そんな内容となっていましたね。

しかし、これはおかしな話。

上でも書きましたが、今回受信したメールアドレスではアカウントを作っていません。

アカウントを作っているのは違うメールアドレスなんですよね。

ということは、今回このメールが言っているIDのアカウントというのがこの世に存在していないということを意味しています。

そしてその存在しないアカウントを利用停止したということになってしまうんですよね。

こんなことはあり得ません。

存在しないものを利用停止することなんて、物理的に不可能ですからね。

怪しいポイントの2点目は、こうした内容となりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは、3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.存在しないアカウントを利用停止すると言うありえない内容

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m



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