回転寿司
今回はちょっとした昔話を一つ。
外食なんてのもたのしいひと時となっていますが、私がまだ子供の頃にあったお話です。
結構前の昔話となりますね。
ある日私は両親に連れられて回転寿司チェーン店へ行くこととなりました。
我が家ではお寿司といえば回転寿司か小僧寿しと相場は決まっていましてね。
この時は回転寿司へ行くことになったのです。
近所の回転寿司チェーン店へ自転車で行く。
当時の実家には車がなかったんですよねぇ。
父親は免許なし、母親はペーパードライバーだったもので・・・。
そうして回転寿司チェーン店に到着し、入店しました。
回転寿司ではカウンター内で職人さんが握っているスタイルだった
その時に行った回転寿司。
まだ今のように回転寿司と言ってもそれほどシステムが複雑化していなかった時代。
テーブルにタブレット端末なんてものは、当然ありませんでした(笑)
お寿司が流れるレーンは今のようにありましたが、レーンの内側で職人さんがお寿司を握っている。
そんなスタイルのお店だったんですよね。
お寿司はレーンを流れていますが、自分が欲しいなと思ったお寿司があれば、レーン内にいる職人さんに直接注文するという感じで営業されていたのです。
食事をしていると職人さんが「お寿司だけ取った方!」と言い始める
入店して、テーブルにつき。
そこで食事をし始める我々家族。
しばらくお寿司を楽しんでいると、職人さんが大きな声で言い始めます。
「流れているお寿司のお寿司だけ取った方!」
なに??なんて子供心ながらに思ったものです。
どうやらレーンを流れているお寿司、お皿に乗っているのですがお寿司だけ取った人がいるらしかったのです。
残っているのはお皿のみ。
器用に上に乗っていたものだけ取っていったらしいんですよね~。
これはシステム的にやばかったのです。
回転寿司はお皿で会計カウントをするのでお皿ごと取るシステム
今も昔も変わっていませんが、回転寿司は食べたものを「お皿の数」でカウントしています。
値段によってお皿の絵柄が変わるなんてこともありますが、それにしてもお皿の数でカウントしているのは同じ。
故に、レーンに流れているものを食べたいと思ったときには、お皿ごと取ることになるんですよね。
また、食べ終わった後のお皿をレーンに戻すなんてこともしてはいけません(笑)
衛生的にも、会計的にもそんなことはしちゃいけませんよね。
しかし、このルールを破り上のお寿司だけ取ったか、もしくは食べた後のお皿をレーンに戻したお客がいたようなのです。
職人さんが声掛けするも、誰も名乗り出ない
誰かお寿司だけ取った?とお店全体に声をかけた職人さん。
しかし、誰も自分だと名乗り出ることはありませんでした。
まあ・・・名乗り出たら間違いなく怒られるでしょうからね・・・。
もちろん私ではありませんし、私の家族でもありませんorz
さすがにそんなことはしない・・・。
誰も名乗り出ないことを確認すると、おもむろに父親が口を開きました。
父親が母親を疑った(笑)
誰も名乗り出ない店内。
それを見たからか、父親が母親に言い始めます。
父「お前上だけとってんじゃないか?」
母「そんなことしないわ!失礼しちゃうわね」
父「そうか・・・」
いやいや、何疑ってるんすか(笑)
なんて思いながら、子供ながらにこれが心に残る出来事となりました。
そこからはまあご想像の通り喧嘩ですわ(笑)
お金払う払わないという問題もあると思いますが、全然関係のないところに飛び火した今回の回転寿司事件。
お店の方も勘弁してくれよという感じだったと思いますが、それを思ったのは回転寿司屋さんだけではなかったわけで。
とばっちりを食らった家族が、ここにいましたorz
親父が悪いんですけどね・・・。
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