ソニー銀行を名乗る「【ソニー銀行】お取引目的の確認」というメールにご注意を

ソニー銀行メール 注意喚起

ソニー銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はソニー銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【ソニー銀行】お取引目的の確認」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧下さい<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【ソニー銀行】お取引目的の確認

平素は、ソニー銀行をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

お取引について当行より至急で確認させていただきたいことがあり、ご連絡をさせていただきました。

大変お手数をお掛けしますが、至急ご確認いただければ幸いです。

お取引目的の確認(リンク)

・一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
・回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

どうぞよろしくお願いいたします。

—————————————————————————————-
ソニー銀行株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第578

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会.

転記終了



怪しいポイント① ソニー銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はソニー銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているのはおかしいですよね。

利用していないので、送られてくるいわれがありません。

万に一つ、営業メールであればそれも分からなくもありませんが、内容を見てみるとそうした感じでもない。

これは怪しい・・・。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていないんですよね。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問とともに怪しく感じるポイントです。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得するとは考えづらいですよね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座の取引を制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「・一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。」

どうやら口座の取引を一部制限をするかもしれない。

そんなことが書かれていました。

しかしこれはあり得ないのです。

上でも書いた通り、私はソニー銀行を利用していません。

これは口座を作ったことがないということを意味しています。

物理的に口座が存在していないんですよね。

そんな存在しない口座の取引を一部制限するなんて・・・あり得ない話です(笑)

そもそも存在していないので、取引すらできないのですから。

元から取引ができないのですから、制限する以前の問題です。

怪しいポイントの2点目は、物理的にあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思いま。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座の利用を制限するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

ソニー銀行公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧くださいm(_ _)m



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