みずほ銀行を名乗る「<みずほ銀行からのご連絡>お客様の口座に違法なマネーロンダリングが疑われるのお知らせ」にご注意を

みずほ銀行メール 注意喚起

みずほ銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はみずほ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「<みずほ銀行からのご連絡>お客様の口座に違法なマネーロンダリングが疑われるのお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:<みずほ銀行からのご連絡>お客様の口座に違法なマネーロンダリングが疑われるのお知らせ

照会番号    :SD03324390503313

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。

さて、先日、「振込・振替の一時利用停止」のメールを送信させていただきましたが、
本日現在お客さまの本人確認のご認証登録がされておりませんので、振込・振替の一時利用停止のご連絡させていただきました。
本人確認の認証してください。
ご不明点等ございましたら、下記お問い合わせ先までご連絡いただきますようお願い申しあげます。

◆ ご本人認証場合は、以下に記載のURLへアクセスし、本人認証してください。
リンク

*ご注意
ご本人認証手続きが完了した後。制限が解除されます。

◆稼動環境について
本ウェブサイトをご覧いただくにあたっては、OS(オペレーティングシステム)が
Windows系の場合には、Internet Explorer最新版、Firefox最新版、OSがMacOS Xの
場合には、Firefox最新版またはSafari5.0をご利用いただくことを推奨します。

スマートフォンの場合には、Android4.0以降またはiOS6.0以降をご利用ください。

*ご注意
本メールは送信専用のため、こちらのメールアドレスにご返信いただいても
お問い合わせにはお答えできかねますのでご容赦願います。

■お問い合わせ先(カードローンのお申し込み・審査状況について)
*お問い合わせの際には、上記『照会番号』をご確認のうえお問い合わせください。

【みずほ銀行 カードローン専用ダイヤル】
フリーダイヤル:0120-324-944
(携帯電話からもご利用いただけます。)
<受付時間>
平日 9時00分〜20時00分
*12月31日〜1月3日、祝日、振替休日はご利用いただけません。

転記終了



怪しいポイント① みずほ銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はみずほ銀行を利用していません。

利用していない銀行から、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

銀行を利用していないということは、口座も作ったことがなければサービスを利用していないということを意味しています。

利用していないということは、利用登録もしたことがないということになり、メールアドレスの登録も行っておりません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

これだけでも相当気持ち悪く、怪しく感じられるポイントです。

そもそも教えたことがありませんので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行が、こうした方法でメールアドレスを取得するでしょうか?

私はしないと思いますけどね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② メールの送り主のアドレスが「amazon.co.jp」

怪しいポイントの2点目として、メールの送り主のメールアドレスに注目してみたいと思います。

メールの送り主のアドレスは「contact@amazon.co.jp」となっていました。

Amazonといえば、インターネットショッピングサイトの大手企業ということは誰もが知るところでしょう。

しかし、今回のメールを見てみるとみずほ銀行のお話となっています。

あれ?おかしいですよね?

なんでAmazonがみずほ銀行のサービスについて、こうしてメールを送ってくるのでしょうか?

Amazonとみずほ銀行は全くの別企業であり、資本関係もありません。

それなのにAmazonがみずほ銀行の事を言っている。

これはだれがどう見てもおかしい。

他社のメールアドレスで自分の会社の事をメールするなんてことは、まずありえませんからね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ないアドレスということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみた結果、これらが全く違っていることは判明。

これはもう決定的なポイントになりましたね。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.みずほ銀行の内容なのに、送り主のメールアドレスがamazon.co.jp

3.リンク先URLが公式サイトのURLと全く違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

みずほ銀行公式サイトでもフィッシングメールに対する注意喚起が行われています。

併せて参考にしていただければと思いますm(_ _)m



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