新幹線・JR特急列車を名乗る「「えきねっと」アカウントの自動退会処理について」にご注意を

jrメール 注意喚起

新幹線・JR特急列車を名乗る不審なメールが出回っています

今回は新幹線・JR特急列車を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「「えきねっと」アカウントの自動退会処理について」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

jrメール

転記開始

件名:「えきねっと」アカウントの自動退会処理について

日頃より「えきねっと」をご利用いただきありがとうございます。

「えきねっと」は2023年3月01日にサービスをリニューアルいたしました。これに伴い、「えきねっと」利用規約·会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算して1年以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウントは、自動的に退会処理させていただくことといたしました。なお、対象アカウントの自動退会処理を、本規約に基づき、2023年3月1日より順次、実施させていただきます。

1年以上ログインしていないお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合は、2023年3月31日よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。

→ログインはこちら (リンク)

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*えきねっとトップページ右上のログインボタンよリログインしてください。

なお、アカウントが退会処理された場合も、新たにアカウント登録(無料登録)していただくことですぐに「えきねっと」をご利用いただくことができますので、今後もご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。

お問い合わせ先

 

受付時間 8時00分~22時00分「えきねっと」https:/ サイト運営·管理

JR東日本ネットステーション

このメールは「えきねっと」より自動配信されています。

返信いただきましても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。

お心当たりのない方は、誠に恐れ入りますがこのメールの削除をお願いいたします。ご不明な点のある方は、えきねっとサポートセンターまでご連絡ください。

転記終了

jrメール

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怪しいポイント① えきねっとのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はえきねっとのサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね。

これはまたおかしな話。

利用していないのですから、メールを送られてくるいわれがありません。

サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがなのです。

ではなぜメールアドレスを知っているのか?

そんな疑問がわいてきますよね。

登録していないメールアドレスを知っているということで、これだけでも相当気持ち悪く怪しく感じるポイントにもなります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまうんですよね。

普通の企業がこうした方法でメールアドレスを取得するとは、到底思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② アカウントの退会という内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「「えきねっと」利用規約·会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算して1年以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウントは、自動的に退会処理させていただくことといたしました。」

1年以上利用(ログイン)がないアカウントは退会させるという内容ですね。

がしかし、これはあり得ない内容です。

上でも書きましたが、私はサービス自体を利用していません。

これはアカウントを作ったこともなければ、アカウントが物理的に存在していないということになるんですよね。

そんな存在しないアカウントに対して、退会させると言っています(笑)

入ったことがないものを退会させることなんて、物理的に不可能。

入っていないんですから。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないアカウントを退会処理するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。



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