三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要】三菱UFJ会社から緊急のご連絡」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要】三菱UFJ会社から緊急のご連絡
三菱UFJ銀行ご利用のお客様
いつも三菱UFJ銀行のサービスををご利用いただきありがとうございます。
この度、当社はセキュリティシステムの大幅なアップグレードを実施しているため、ご登録された個人情報を更新する必要がございます。
つきましては、以下へアクセスの上、ご登録された個人情報の確認にご協力をお願い致します。
リンク
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お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。 ================================================================================================ 株式会社 三菱UFJ銀行
金融機関コード(銀行コード):0005
登録金融機関 関東財務局長(登金)第5号
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
転記終了
怪しいポイント① 三菱UFJ銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三菱UFJ銀行を利用していません。
利用していない銀行からメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用していないということは、メールアドレスを登録したことがないということにもなります。
ということは、どこでこのメールアドレスを入手したんでしょうね?
そんな疑問もわいてくる気持ち悪いメールとなっていました。
個人情報の流出などには特に気を使っているはずの銀行。
しかも大手ですから、こんなことはありえないと思います。
怪しいポイント② 存在しないアカウントを更新しろというあり得ない内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「この度、当社はセキュリティシステムの大幅なアップグレードを実施しているため、ご登録された個人情報を更新する必要がございます。」
私は登録をしたこともなければアカウントを持っていません。
なので登録してある個人情報なんてあるわけないんですよね~。
メールに書いてあることがそもそもあり得ない内容である。
これが怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないのです。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと、公式サイトのURLを比較してみることに。
するとこれが見事に違っていることが判明。
これはもう偽物の可能性がかなり高いと言えそうです。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.物理的にあり得ない内容のメールだった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても本物ではあり得ないような内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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