2022-10-08 20:30:18を名乗る不審なメールが出回っています
今回は2022-10-08 20:30:18を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「お客様のアカウントで異常な行為が検出されたため ご利用確認のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧下さい<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:お客様のアカウントで異常な行為が検出されたため ご利用確認のお願い
現在、Apple IDアカウントは制限されています
お客様のアカウント: メールアドレス 2022/10/8 20:30:18で異常な行為が検出されたため、第3者が不法悪意ログインあなたのApple ID-webサービス、違法な犯罪活動を行う
ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただきご連絡させていただきました。
お客様の注文と Apple ID アカウントを停止させていただいております。アカウントにログインして画面の指示に従うことで、アカウントの停止状態を解除していただけます。
■ご利用確認はこちら
ログイン確認(リンク)
次は何が起こるのだろう?
完了後、1営業日以内にアカウントのステータスを確認して返信します。
この問題を処理していただきありがとうございます。
ヘルプとお問い合わせ(リンク) | セキュリティ(リンク) | アプリケーション(リンク)
このメールはシステムによって自動的に送信されます。直接返信しないでください。お問い合わせが必要な場合は、[ヘルプ(リンク)]をクリックしてお問い合わせください(リンク)。
このメールを受け取った理由がわかりませんか?もっと詳しく知る(リンク)
Copyright©1999-2021 Apple ID。全著作権所有。
Apple ID Pte. Ltd.(以下「3PL」)は、「日本決済サービス法」(以下「PS法」という)に基づき、日本の通貨当局にライセンスを申請しました。この法定移行期間中、3PLは免除ライセンスを取得するという条件の下で運営され、特定の支払いサービスの提供を継続することができます。
Apple ID RT356570:jp_XC(jp-JA-xbord):1.0.1:gdc3olhhmg
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAppleに登録していないメールアドレスです。
まあその前に、このメールの送り主が誰であるかを確かめるのが大変なんですけどね(笑)
送り主の名前が時間になっていたり、企業のメールとは思えないところも多々あるのですが・・・。
登録していないメールアドレスにこうして送られてくるというのは、おかしいですよね~。
送るなら登録しているメールアドレスであるべきで。
これだけでも相当気持ち悪く、怪しく感じるポイントになります。
そもそも私は今回受信したメールアドレスを教えたことがありませんので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
天下のAppleがそんな方法でメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますが・・・。
まず最初の怪しいポイントはこうしたポイントになりました。
怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただきご連絡させていただきました。」
えっと・・・カードとは何の話なんですかね?
Appleってクレジットカードやっているのかな?
AppleはIT製品なんかを作っているメーカーだと認識しているのですが、カードが存在するのか・・・。
私は関係者じゃないので真偽のほどは分かりませんが、ただ一つだけ言えること。
それは「Appleでカードなんて作ったことがない」ということです。
作ったことがないということは、もちろんカードが存在していないということ。
そんな存在していないカードに対して確認したい取引があり、存在しないカードの利用を一部制限したというメールになっています。
存在しないカードは利用できないと思いますけどね~。
怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.存在しないカードの利用を一部制限したというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント