bankingを名乗る不審なメールが出回っています
今回はbankingを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「[ソニー銀行]ソニー銀行からのお知らせ 受け付け番号:46207089」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:[ソニー銀行]ソニー銀行からのお知らせ 受け付け番号:46207089
ソニー銀行からのお知らせ
当社では、すべてのお客さまにむけてお客さま情報、お取引目的等の定期的な確認を順次お願いしております。
下記のご本人確認ボタンをクリックすると「お客さま情報・取引目的の確認」の画面が表示されます。画面の案内に沿ってお客さま情報等の確認とご変更の有無、取引目的をご回答ください。確認事項の変更や新たな書類提出等がない場合、1分程度で完了します。
▼ご本人確認(リンク)
※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
▽お客さま情報等の定期的なご確認にご協力ください
【ご注意】
・お客さま個別の事由で口座のお取引が制限されている場合、本件のお手続きを完了しても制限は解除されません。
・その他重要なお手続きのご案内が表示される場合があります。ご案内を確認後、回答画面が表示されます。
お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力のほどお願いいたします。
完了いたしましたら、電子メールでご連絡いたします。
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<ご家族・ご友人紹介プログラム>
ご紹介いただいたお客さまに1500円プレゼント。
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【お問い合わせ先】
カスタマーセンター
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ソニー銀行株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第578号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
転記終了
怪しいポイント① ソニー銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はソニー銀行を利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。
これはおかしな話。
利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。
利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ではなぜ、先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?
これだけでも相当怪しいですよね。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいます。
信用第一の銀行がこうした方法でメールドレスを取得することは、考えづらいですよね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② お客様情報の確認という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「下記のご本人確認ボタンをクリックすると「お客さま情報・取引目的の確認」の画面が表示されます。画面の案内に沿ってお客さま情報等の確認とご変更の有無、取引目的をご回答ください。確認事項の変更や新たな書類提出等がない場合、1分程度で完了します。」
メール本文ではお客様情報の確認、取引目的の確認をしたいということでメールが送られてきています。
しかし、これはおかしな話。
上でも書きましたが、私はソニー銀行を利用していないんですよね。
これは個人情報(お客様情報)を何も登録していないことを意味しています。
そんな登録していない個人情報を確認しろと言っているんですよね。
これは不可能です。
なぜなら登録している情報がないから、確認しようがないのです。
元々ない情報を確認することは不可能ですからね。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.登録していないお客様情報を確認しろというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
ソニー銀行公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧くださいm(_ _)m
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