Amazonを名乗る「【重要】Аmazon お客様アカウント緊急停止につきまして」にご注意を

amazonメール 注意喚起

Amazonを名乗る不審なメールが出回っています

今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要】Аmazon お客様アカウント緊急停止につきまして」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧下さい<m(__)m>

 

メール本文

それではメール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

【重要】Аmazon お客様アカウント緊急停止につきまして

(メールアドレス)

利用規約違反によるアカウント1日停止措置について。ご利用いただきありがとうございます。

処理日
2021年6月7日 – 17:01:03  JST

Аmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。

アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。

Login Amazon(リンク)

なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。

弊社のセキュリティ対策にご理解とご協力をお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。

よろしく,

Amazon Web Service

© 2021 Amazon.com, Inc. or its affiliates. Amazon, Amazon Echo, Alexa, Prime and all related logos are trademarks of Amazon.com, Inc. or its affiliates. Amazon.com, 410 Terry Avenue N., Seattle, WA 98109-5210.

転記終了

 



 

怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信

ここからは怪しいポイントを見ていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスは「Amazonに登録していないメールアドレス」です。

登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

そもそも登録していないのですから、どこでメールアドレスを入手したのか?

そんなことも気になってきます。

これがもし本物のAmazonだとしたら、どこでアドレスを入手したのか聞いてみたいところです。

 

怪しいポイント② アカウントの利用停止となっているが利用停止されていない

メール本文を見てみると「利用規約違反によるアカウント1日停止処置」となっています。

どうやら何かしらの利用規約違反を犯し、アカウントが1日停止処置のペナルティを受けたということを言いたいようです。

そうですか、と思いAmazonにログインしてみます。

はい、普通にログインできます(笑)

普通にカートに商品を入れられますし、まったくアカウント停止されている気配はありません。

メールの内容と実際に相違がある。

これが2点目の怪しいポイントです。



怪しいポイント③ カード情報が更新できないらしい

このメールは、アカウント停止の話だけではないようです。

それ以外にもカード情報が更新できないということが本文に書かれています。

24時間以内に確認しないと、アカウントの制限をするとも言っています。

これ無理なことに気づきませんか?

このメールをそのまま鵜呑みにすれば、1日アカウント停止処分をされているんです。

その状態でカード情報を更新しろという。

アカウントが停止されているんだから、ログインできないでしょ・・・って話です(笑)

もう内容がめちゃくちゃです。

 

怪しいポイント④ リンク先URLが本物と違う

続いて目を向けてみるのが、メール本文に貼付されているリンク先のURLです。

サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないんですよね。

そこで、メールのリンク先URLと本物のAmazonのURLを比べてみました。

そうすると、違っていることが判明。

もうこれは偽物と断言してしまってもいいかもしれませんね。

 

怪しいポイントまとめ

それでは、今回のメールの怪しいポイントをまとめたいと思います。

怪しいポイントは全部で4点ありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.1日アカウント停止とされているが、アカウントが停止されている様子がない

3.アカウント停止中に情報を更新しろという無茶な内容が書かれている

4.リンク先URLが本物のURLと相違がある

以上4点、どれをとっても怪しいと思う内容でした。

 

リンクはクリック(タップ)しない!

この手のメールは、メール本文に貼付しているリンク先へ誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるのです。

怪しいと思ったメール、身に覚えのないメールのリンクはクリック(タップ)しない!

これを徹底したいものですね。

 

公式サイトでの注意喚起

Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m



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