最終警告を名乗る不審なメールが出回っています
今回は最終警告を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!確認番号:35186718568」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!確認番号:35186718568
メールアドレス お客様
Amazonプライムをご利用頂きありがとうございます。お客様のAmazonプライム会員資
格は、2022年12月4日に更新を迎えます. お客様のアカウントを維持するた
め Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログイン
し、情報を更新してください。
Amazonログイン(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、
アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。お知らせ:
⚪パスワードは誰にも教えないでください。
⚪個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数
字、および記号を必ず使用してください。
⚪オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon.co.jp利用規約プライバシー規約パーソナライズド広告規約© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録していないので、何でメールアドレスを知っているのか?と言う問題も出てきます。
しかもこの間、本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
どちらが本物かは言うまでもありませんね。
登録しているメールアドレスに送ってきている方が本物でしょう。
そもそも登録していないメールアドレスに送ってきているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonほどの大企業がそうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② アカウントの利用を制限するという内容
怪しいポイントの2点目は、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、
アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。」
アカウントの情報を確認するために、リンクをたどり、そこで情報確認。
それを24時間以内にしないと、アカウントの利用制限をすると言っています。
中々穏やかではない話ですね。
ではやれるものならやってもらおう!ということで、このメールを24時間以上放置していみることにしました。
メールの内容が本当であれば、これでアカウントの利用が制限されるはずです。
それを確かめるため、24時間以上経過後、Amazon公式サイトにログイン!
色々試してみますが、特に利用制限されている様子はありませんでした。
怪しいポイントの2点目は、こうしたメールに書かれている内容が確認できないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.メールに書かれていることが、実際には起きない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しさを感じる内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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