S.M.B.Cを名乗る不審なメールが出回っています
今回はS.M.B.Cを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【三井住友カード】ご請求金額確定のご案内 (5/30/2023 9:59:46 AM)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【三井住友カード】ご請求金額確定のご案内 (5/30/2023 9:59:46 AM)
※本メールは次回お支払いがあるお客さまに配信しています。
平素は三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。次回のお支払い日についてご案内いたします
「お支払いについてのご案内」
お支払い日 05月29日(火)
★★★★★インターネットでのお手続きはコチラ★★★★★
※Vpassへのログインが必要です
よくあるご質問
支払い日当日は、何時までに入金すれば間に合いますか?
お客さまのご指定の金融機関により異なります。
三井住友銀行・みずほ銀行は18時、ゆうちょ銀行は21時までのご入金が当日のお引き落としとなります。
その他の金融機関については、お客さまより金融機関へお問い合わせください。どうすれば引き落としされたか分かりますか?
お支払い日の翌日以降に、お客さまご自身で通帳記帳していただくか、インターネットバンキングの残高照会などでご確認いただけます。
お支払い日当日にお支払いが確認できなかった場合、回収事務手数料をご請求する場合がございます。詳細はこちら(リンク)
■発行者
三井住友カード株式会社(リンク)
〒135-0061 東京都江東区豊洲2丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
お問い合わせはこちら(リンク)
※送信元「mail@contact.vpass.ne.jp」は送信専用です。
※本メールは重要なお知らせのため、メール配信を「否」にされている方にも送信しております。
転記終了
怪しいポイント① 三井住友カードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はS.M.B.Cを利用していません。
メール送信主はS.M.B.Cを名乗っていますが、実際は三井住友カード。
こちらを利用していないんですよね~。
利用していないカード会社からこうしてメールが送られてくるなんてことは、おかしな話。
利用していないのですから、メールを送られてくるいわれがありません。
これが営業メールならまだ分かるんですけどね。
内容を見てみるとそうした内容でもありませんでした。
S.M.B.Cを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんな問題も出てきて、怪しくも感じるポイントになりました。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一のカード会社がこんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 利用していないのに利用したという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「平素は三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。次回のお支払い日についてご案内いたします 」
どうやら支払についてのメールのようです。
しかしこれはおかしな話なんですよね。
上でも書きましたが、私はS.M.B.Cのサービスを利用していません。
いかなるサービスもです。
利用していないのに、利用した・・・そんなことを言っているメールとなっています(-_-;)
そんなバカな・・・ですよね(笑)
利用していないのに利用したなんて馬鹿な話はありません。
そもそもカードさえ存在していないんですからね。
存在しないカードを使えるのなら、使える方法を教えてもらいたいものです。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないカード会社からのメールだった
2.利用していないのに利用したという内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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