モバイルSuicaを名乗る不審なメールが出回っています
今回はモバイルSuicaを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要】 Suicaアカウントの自動引き出し処理について」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要】 Suicaアカウントの自動引き出し処理について
「Suica」は2022年3月16日にサービスを再開しました。同時に、「Suica」の利用規約・会員資格が変更になり、前回のログイン日から6ヶ月以上「Suica」の利用(ログイン)が確認できない「Suica」アカウントは自動的になります。登録済み。メンバーシップを解約することにしました。また、本契約に基づき、2022年4月25日より対象口座の自動引き出し手続きを順次実施します。
6ヶ月以上ログインしておらず、「Suica」を使い続けたい場合は、2022年4月25日までに一度ログインしてください
⇒ログインはこちら(リンク)
※このURLの有効期間は手続き受付時より24時間です。
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お問い合わせ先
モバイルsuicaサポートセンター
TEL 050-2016-5000
受付時間 8時00分~22時00分「モバイルsuica」
サイト運営・管理
JR東日本ネットステーション
——————–このメールは「モバイルsuica」より自動配信されています。
返信いただきましても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。お心当たりのない方は、誠に恐れ入りますがこのメールの削除をお願いいたします。
ご不明な点のある方は、モバイルsuicaサポートセンターまでご連絡ください。
転記終了
怪しいポイント① モバイルSuicaを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はモバイルSuicaを利用していません。
普段から電車を利用していない私は、持つ意味もないんですよね。
そんな利用していないサービスからこうしてメールが送られてきた。
これはおかしなことですよね~。
利用登録をしたことがないので、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?
本人が了承していない状態でメールアドレスを知っている。
これは恐ろしいことでもあり、気持ち悪く感じるポイントにもなってしまいます。
最初の怪しいポイントはこうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないアカウントにログインしろという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文ではこうした記述がありました。
「2022年4月25日までに一度ログインしてください」
リンクが張ってあり、そこからログインしてくれという内容になっています。
しかし、私はサービスを利用していないので、アカウントが存在していません。
利用していないから当然ですね。
そんな存在しないアカウントにログインしてくれ、このメールではそんなことを言っているのです。
これはちょっとあり得ないですよね~。
物理的に不可能です。
そんなあり得ない内容が怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
これはインターネットのルールであり、全世界共通の仕様でもありまして。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
逆を言えば、URLを見てみればそれが公式サイトかどうかを判断できるとも言えます。
そこで、今回のメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを検証してみることにしました。
やり方はそれぞれのURLを比較してみるだけと単純。
比較してみた結果、これが全く違っていることが判明!
これはもう決定的となっていました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.存在しないアカウントにログインしろというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントといえますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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