ソフトバンクを名乗る不審なメールが出回っています
今回はソフトバンクを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「フトバンクより電話料金の支払いに関するお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:フトバンクより電話料金の支払いに関するお知らせ
いつもソフトバンクをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご利用中の携帯料金のお支払いいただく際に必要となる本人認証サービス(3Dセキュア)の認証方法を、 ワンタイムパスワードによる認証に変更いたします。
なお、ワンタイムパスワードはご契約いただいているソフトバンク携帯電話番号あてにお送りしますので、 事前の設定は不要でご利用いただけます。
支払い方法を確認する (リンク)
※ご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
※配信元情報
ソフトバンク(株)
東京都港区海岸1-7-1
転記終了
怪しいポイント① ソフトバンクを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はソフトバンクを利用していません。
利用していない会社からこうしてメールが送られてきているんですよね~。
これはおかしな話。
利用していないのですから、用事がないはずですからね。
メールが送られてくるいわれがありません。
営業メールならまだわかりますが、内容を見てみるとそうした内容でもありませんでした。
ソフトバンクを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?
これだけでも相当怪しい話ですよね。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
そんな方法でメールアドレスを取得していれば、炎上案件になりそうなもの。
そんなリスクまで負ってこんなことをするなんて判断は、普通の企業ではしませんよね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 利用していないものを利用制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「※ご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。」
利用制限するなんてことが書かれていますね~。
しかし、上でも書いた通り私はソフトバンクを利用していません。
これは利用していないものに対して利用制限をする・・・。
そんなことを言っているメールとなっていましたorz
これはあり得ないですよね。
利用していないのに利用制限なんて・・・おかしな話です。
物理的に不可能であるということはわかると思いますが、できたとして誰が困るんだっていう。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない会社からのメールだった
2.利用していないサービスを利用制限するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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