日本放送協会を名乗る「【NHK】アップグレード通知」にご注意を

日本放送協会メール 注意喚起

日本放送協会を名乗る不審なメールが出回っています

今回は日本放送協会を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【NHK】アップグレード通知」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

日本放送協会メール

転記開始

件名:【NHK】アップグレード通知

NHKのサービスをご利用いただきありがとうございます、
NHK
NHKプラスにアップグレードされました。
NHK
アップグレードの内容を以下に説明させていただきます。
パソコンやスマートフォン、タブレットで、総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できます。
総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます。
見逃し番組をジャンルやテーマ別に並べ、番組を見つけやすくしました。
見逃し番組を、日付やチャンネル、キーワードで探すことができます。
放送受信契約のある方は追加の負担なくお使いいただけます。
アップグレードは無料で、契約を結んでいる人は誰でもアップグレードする必要があります。
今すぐアップグレードして、特別な特典をお楽しみください、612か月利用可能放送受信料免除。
契約しているすべてのゲストはNHKプラスにアップグレードする必要があります。
お客様の状況に応じた手続の流れをご案内します。
以下のリンクをたどって、アカウントを登録またはアクティブ化してください。

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NHKのご利用手続きありがとうございます。
以下のURLをクリックし、アップグレード操作を実行します。
リンク
このURLの有効期限は24時間です。24時間以内にアクセスし、入力まで終えてください。

————————
メールの内容にお心当たりがない場合は、下記お問合せ先へご連絡ください。
————————
このメールおよび利用登録に関するお問い合わせはこちら
【ナビダイヤル】 0590-099-033
ナビダイヤルをご利用になれない場合は 050-2786-5007
午前9時~午後5時(土・日・祝も受付)
※12
30日午後5時~13日はご利用いただけません。
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Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.
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転記終了

日本放送協会メール



 

怪しいポイント① NHKに登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスはNHKに登録していないメールアドレスです。

これとは別に登録しているメールアドレスがあるということになりますね。

そちらの方にはこうしたメールは来ていません。

登録もしていないメールアドレスにこうして送られてきているんですよね~。

怪しい・・・(笑)

なぜ用があるなら登録しているメールアドレスに送ってこないんでしょうかね?

それが従来ただしいやり方だと思いますが。

そもそも登録したことがないメールアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

公共性の高い公共放送が、こうした方法でメールアドレスを取得するとは思えません。

怪しいポイントの1点目は、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 24時間以内に入力しないといけないという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「このURLの有効期限は24時間です。24時間以内にアクセスし、入力まで終えてください。」

24時間以内にリンクをたどり入力してくれ、そんなことが書かれていました。

無料アップグレードが24時間以内にアクセスしないとだめ。

なんかおかしくないですかね。

なんでアップグレードをするのに24時間以内という時間制限付きなんでしょうか。

期間限定のサービスというのは確かにありますが、24時間はいささか短すぎる。

なぜそんなに短い期間しか受け付けないのか?

本物であれば、1週間(これでも短いと思う)、1か月とか受け付けていてもいいと思いますね。

無料のアップグレードサービスなんだから、いつでも受け付けとけよと思うのが素直な感想です。

怪しいポイントの2点目は、受付期間が24時間と短すぎるということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信

2.24時間以内に入力しないといけないという短すぎる受付期間

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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