会員資格は取り消されますを名乗る不審なメールが出回っています
今回は会員資格は取り消されますを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「セキュリティ センターからの重要なメッセージ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:セキュリティ センターからの重要なメッセージ
アカウントがロックされ、または制限されたお知らせ
ユーザーセキュリティセンターからの緊急通知
私たちは、お客様のAmaigmqboyfzonアカウントの不審なログインを検知したので、お客様の個人情報の変更を試みました。
日時: 2023年4月3日 星期一,10:56:36
デバイス: iphone 6s IOS 11.2.1
付近: 大分市
IPアドレス:219.136.241.205セキュリティのため、このアカウントが既にロックされ、一部のサービスが利用できないかもしれません。
このアカウントのロックを解除するには、今次のリンクをクリックして個人情報を充実し、正常的なご利用に戻してください。
24時間以内にログインして、個人げピヨウコンもオね情報を充実してください。そうでなければ、このアカウントはリセットされます。状ヱちずるゲベ態: ャケムラツぷてロッダヶクぐかテツぎむモク解ぺみゃコュへバメイ除待ち(リンク)
▼このメールの送信元アドレスは配信専用です。(返信できません)
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
送信主の名前としては出ていませんが、今回のメールを見てみるとAmazonとなっているんですよね。
しかし、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスなのです。
おかしいですよね、登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるなんて。
このメールアドレスとは別に、Amazonに登録しているメールアドレスがあるのです。
そのアドレスには本物のAmazonからメールが送られてきていまして。
どちらが本物か・・・は言うまでもないでしょう。
当然登録しているメールアドレスに送ってきている方が本物でしょう。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonほどの大企業が、そんな方法でメールアドレスを取得するとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② アカウントをロックしたという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「セキュリティのため、このアカウントが既にロックされ、一部のサービスが利用できないかもしれません。」
アカウントがロックされた、そんなことが書かれています。
本当だったら大変なことですね~、アカウントがロックされたということはログインできずに使えないということです。
ではそれが本当かどうかを確認してみましょう。
やり方は簡単、公式サイトでアカウントにログインしてみればいいのです。
ロックされていればログインできませんし、ロックされていなければログインができます。
実際に公式サイトにアクセスして、アカウントにログイン!
すると無事ログインすることができました。
おかしいですね~、メールに書かれていることが実際には起きていません。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれていることが起きていないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれていることが実際には起きていない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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