Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開しようと思います。
件名は「【Amazon 重要なお知らせ】カードの一時利用停止は解除されました 26」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名:【Amazon 重要なお知らせ】カードの一時利用停止は解除されました 26
平素は弊社カードならびにインターネットサービス「Amazon」を
ご愛用いただき、厚く御礼申し上げます。
あなたのIDとパスワードで第三者がログインした形跡が見つかったため
ログイン一時停止を行いました。ログインするにはパスワードの再設定を行って下さい
■ご解除URL
リンク
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからは、このメールの怪しいポイントについてみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスを、どこで手に入れたんですかね?
そんな疑問もわいてきてしまいます。
これがまず1つ目の怪しいポイントです。
怪しいポイント② ログイン一時停止されていない
メール本文に目を向けてみましょう。
するとこんな記述があります。
「ログイン一時停止を行いました」
これは文字通り、ログインができないように一時的に停止したよ!って意味だと思われます。
そうか・・・と思い、Amazonにログインしてみることに。
はい、ログインできますが、どうなっていますか?
メールの内容と実際に差異があります、これも怪しいポイントとなりますね。
怪しいポイント③ あなたと表現するのはおかしい
Amazonを利用していて、メールを受け取ったことがある方は分かると思いますが、Amazonの本物の場合「あなた」という表現はしません。
ID名で送ってくるんですよね。
これも普段のAmazonと違うポイントです。
こうしたメールの書き方から見ても、本物のAmazonとはちょっと思えないようなメールとなっています。
怪しいポイント④ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの4つ目として、メール本文に記載されているリンク先のURLアドレスを確認してみます。
サイトのURLは世界に二つと同じものがありません。
なので、いくら本物を装っても、URLまでコピーすることはできないんですよね。
比べてみたところ、本物のAmazonとは違うことがわかりました。
これは決定的。
このメールはかなり怪しいと言えるでしょう。
怪しいポイントまとめ
それでは、怪しいポイントのまとめです。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.ログイン停止したというがされていない
3.本物のAmazonは「あなた」と表現はしない
4.リンク先URLが本物と違う
以上4点が、今回の怪しいポイントでした。
リンクはクリック(タップ)しない!
この手のメールは、メール本文に貼付しているリンク先に誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
なので、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができます。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリックしない!!
これを徹底したいものですね。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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