日本郵政を名乗る「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。」にご注意を

日本郵政メール 注意喚起

日本郵政を名乗る不審なメールが出回っています

今回は日本郵政を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

日本郵政メール

転記開始

件名:お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。

いつも日本郵政をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 

ご本人様不在の為お荷物を持ち帰りました。

ご確認してください。

追跡スタート (リンク)

 

 

JAPAN POST HOLDINGS Co., Ltd.

※配信元情報

日本郵政株式会社

〒100-8791 東京都千代田区大手町二丁目3番1号

転記終了



怪しいポイント① 郵便局にメールアドレスを登録していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は郵便局にメールアドレスを登録していません。

登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これは中々おかしな話。

日本郵政を名乗っていますが、おそらくは郵便局の事を言っているんでしょう。

登録していないメールアドレスを知っているのは中々気持ち悪い話でもありまして。

何で知っているの?という問題が出てきます。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいます。

そんな方法で郵便局がメールアドレスを取得する者でしょうか?

私はしないと思いますけどね。

最初の怪しいポイントは、こうした内容となっていました。

 

怪しいポイント② 荷物になるようなものをユン便局に頼んでいない

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「ご本人様不在の為お荷物を持ち帰りました。 」

どうやら本人不在ということで荷物を持ち帰ったということのようです。

しかし、おかしいんですよねぇ。

通常不在だった場合って不在票をポストに入れますよね?

メールアドレスを教えたことがないんですから、そんなメールアドレスにメールを送るなんてことをするより不在票を入れるのが普通。

しかも、郵便局に荷物を持ってきてもらうような予定もないんですよね。

私は何か注文するときには、郵便局ではなく宅配便業者さんをいつも選択しています。

故に郵便局から何かを持ってくるなんてことはないんです。

今回も何か注文したということもないので、内容としてもかなり怪しい。

怪しいポイントの2点目は、頼んでもいないものを持ってきたという内容となりました。



怪しいポイント③ メール送信主のメールアドレスが自分のアドレス

怪しいポイントの3点目として、メール送信者のメールアドレスに注目してみたいと思います。

メールには送信者と受信者がいるわけでありますが、通常この送信者と受信者は別のメールアドレスとなっています。

受信者のメールアドレスは、当然自分のメールアドレス。

しかし、送信者のメールアドレスを見てみると、これが自分のメールアドレスが表示されているんですよね~。

え?自分で自分に送ったってこと?(笑)

そんなこと当然していないわけでありまして、これも相当怪しく感じるポイント。

仮に本物の郵便局だったとして、こうした表示は絶対にしないでしょう。

仕事上でもいろいろな企業さんと取引がありますが、こうしたアドレスを使っている人に出会ったことがありません。

本当のメールアドレスを表示すると不都合があるんじゃないか、そんなことまで勘ぐってしまいます。

怪しいポイントの3点目は、送信メールアドレスに自分のメールアドレスが表示されているということになりました。

 

怪しいポイント④ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの4点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは4つありました。

1.登録したことがないメールアドレスで受信

2.何も送られてくる予定がないのに配送したという内容

3.送信メールアドレスに自分のアドレスが表示されている

4.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上4点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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