三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「お客様の【DC Webサービス】口座?通帳一時利用停止中、再開のお手続きの設定してください。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:お客様の【DC Webサービス】口座?通帳一時利用停止中、再開のお手続きの設定してください。
あなたのDC Webサービスにはリスクが検出されましたので、
口座の資金安全を確保するために、-時的にこの口座を制限します。
正常な利用に影響しないように、ご自分で制限を解除してください。
下記のURLをクリックしてログインを解除してください。
リンク
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株式会社三菱UFJ銀行
no:202675550251523
転記終了
怪しいポイント① 三菱UFJ銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は三菱UFJ銀行を利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。
これは中々おかしな話。
利用していないんですから、メールが送られてくるいわれがないのです。
普通に考えて、利用していないところからこんなメールが来たらおかしいと思いますよね。
利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントになります。
そもそもメールアドレスを教えていないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
銀行がこんな方法でメールアドレスを取得するとは思えませんよね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しない口座を制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「口座の資金安全を確保するために、-時的にこの口座を制限します。」
口座を制限する、そんなことが宣言されています。
しかしこれはおかしな話です。
上でも書きましたが、私は三菱UFJのサービスを利用していません。
これは口座を作ったことがないということを意味しており、物理的にこの世に口座が存在していないのです。
その存在しない口座を利用制限すると言っていることになり、こんなおかしな話はありませんよね。
存在しないものを制限するなんてどうやってやるのか・・・。
とさえ思ってしまう。
そんなメール内容となっていました。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになります。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.存在しない口座を利用制限するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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