西日本シティ銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は西日本シティ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【西日本シティ銀行】入金制限のお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【西日本シティ銀行】入金制限のお知らせ
西日本シティ銀行からのお知らせ
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。取引規制日時:2023/06/25
取引規制内容
・出金規制
・入金規制規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。
▶️規制解除(リンク)
※取引制限について 2023/06/25 までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、 もしくは
ご回答から当社規約第8条(禁止事項)に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。━━━━━━━━━━━━━━━━━
■マイナンバーのご登録がお済みでないかたへ
お早めにお手続きをお願いいたします。
サービスサイトにログイン後、「各種手続」−「マイナンバーのご提供(個人番号通知届出)」よりお手続きください。※本メールはご登録いただいたメールアドレス宛に自動的に送信されています。
※本メールは送信専用です。ご返信いただきましてもお答えできませんのでご了承ください。
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■発行者■
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商号等 株式会社西日本シティ銀行
登録金融機関 福岡財務支局長(登金)第6号
加入協会 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
© THE NISHI-NIPPON CITY BANK, LTD. All right reserved.
転記終了
怪しいポイント① 西日本シティ銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は西日本シティ銀行を利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね~。
これはおかしな話。
利用していないのですから、メールが送られてくる理由がありません。
用事がないはずですよね。
銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスを登録したことがないということです。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんな疑問が出てくるとともに、怪しく感じ、気持ち悪くも感じるポイントになりますね。
そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一の銀行が、こうした方法でメールアドレスを取得するとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 利用していない取引を規制したという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」
何やら取引を規制されたそうです(笑)
上でも書きましたが、私は西日本シティ銀行を利用していません。
これはもちろん「取引をしたことがない」ということであります。
口座もないので、取引ができないといった表現の方が正しいでしょうかね。
口座も何もないのに、取引をいきなり規制したと・・・。
そんなことあり得ませんよね~。
そもそも取引もしたことがなく、口座も存在していないのですから。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.口座もなく取引もしていないのに、取引を規制するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになってしましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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