三井住友カードを名乗る怪しいメールが出回っています
今回は三井住友カードを名乗る怪しいメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【三井住友カード】ご利用失敗通知メール」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
三井住友VISAプリペイドをご利用いただき誠にありがとうございます。
下記の通りのご利用を受け付けましたが、記載の理由により処理ができませんでした。■ご利用日時
2021/05/16 19:13:50■ご利用金額
20,681円■ご利用失敗理由
ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
リンク
ご確認をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございます。予めご了承下さい。
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三井住友VISAプリペイドホームページ
リンク
※本メールは送信専用です。
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FAQ一覧 | 三井住友カード株式会社
三井住友カード株式会社、のFAQ一覧ページになります。
転記終了
怪しいポイント① 三井住友カードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを1つずつ見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三井住友カードを利用していません。
カードを利用していない、登録もしていないのにこんなメールが送られてくるのはどこかおかしいですよね。
また、登録もしたことがないことから、メールアドレスを知っているというのはおかしな話。
このメールアドレスをどこで入手したのか、聞いてみたいところです。
怪しいポイント② 企業署名に連絡先の記載がない
怪しいポイントの2つ目として、企業署名に注目したいと思います。
企業署名を見てみると、社名が明記されており、そこにリンクが貼られています。
しかしそれだけ。
住所の記載もありませんし、問い合わせ先なども見られません。
電話番号ももちろんなし。
企業情報少なすぎでは?と思ってしまいますね。
せめて「問い合わせ先」くらいは明記するのが普通でしょう。
これも怪しいと思ったポイントでした。
怪しいポイント③ 持ってもいないカードを使ったと明記されている
怪しいポイントの①とちょっと被るのですが、私はカードを持っていません。
それなのに、カードを利用したという内容のメールとなっています。
さて、物理的に存在していないカードをどうやって使うのでしょうか?
使われたとして、私は痛くも痒くもありません。
カード持ってませんからね。
制限を掛けるなどと言ってきていますが、持っていないのでどうぞといった感じ。
これも怪しいポイントと言えますね。
怪しいポイント④ リンク先URLが本物と違う
さて、次に注目してみるのはメール本文に記載されているリンク先のURLアドレス。
サイトのURLアドレスというのは、世界に2つと同じものがありません。
故にいくら本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないのです。
本物のURLと見比べてみたところ、サイトのURLが違うことが判明。
これでこのメールの怪しさがグンと高まりましたね。
怪しいポイントまとめ
それでは、怪しいポイントをまとめていきたいと思います。
今回のメールでは、怪しいポイントが4つありました。
1.持っていないカードについてのメールだった
2.企業署名に住所、電話番号、問い合わせ先の案内がなかった
3.持っていないカードを使ったという内容だった
4.URLが本物と違った
以上4点が今回のポイントです。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、メールに貼付したリンク先へ誘導して、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
よって、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができます。
怪しいと思ったメール、身に覚えのないメールのリンクはクリック(タップ)しない!
これを徹底したいものですね。
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