Yahoo!JAPAN Memberを名乗る「Yahoo! JAPAN – ID登録確認」にご注意を

yahooメール 注意喚起

Yahoo!JAPAN Memberを名乗る不審なメールが出回っています

今回はYahoo!JAPAN Memberを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。

件名は「Yahoo! JAPAN – ID登録確認」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速ですが、メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名「Yahoo! JAPAN – ID登録確認」

Yahoo! JAPANをご利用いただき誠にありがとうございます

申し訳ありませんが、お知らせします。
お客様のアカウントをアップグレードすると、アカウント情報が失われていることがわかりました。

できるだけ早くYahoo JAPANの公式サイトにログインして、あなたの情報を確認してください。
ご不便をおかけして申し訳ございません。
下のリンクをクリックして、公式サイトにアクセスします。

リンク

請求書の住所が変更されたのかもしれません。
他の人があなたの情報を悪用した可能性もあります。
【注意】
もし私たちがずっとあなたの情報を受け取っていなかったら
あなたの口座は失効する可能性があります。

□発行:ヤフー株式会社
□発行日:2022年05月26日
(C) Yahoo Japan

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Yahoo!に登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

登録しているメールアドレスはほかにあり、このメールアドレスではヤフーのアカウントを作ったことがないのです。

なので、このメールアドレスのアカウントは存在していないということに。

そもそも登録をしていないので、なぜYahoo!がこのアドレスを知っているんだ?という話になりまして。

登録したことがないので、本人が承知しない方法でメールアドレスを入手しているということになります。

天下のYahoo!さんがそんなことしますかね。

していたとしたら大炎上しそうなものですが・・・。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントにログインしろという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。

メール本文にはこんな記述がありました。

「できるだけ早くYahoo JAPANの公式サイトにログインして、あなたの情報を確認してください」

少しでも早く、アカウントにログインしてといっています。

がしかし、私はこのメールアドレスでYahooのアカウントを作ったことがありません。

故にこのメールアドレスのアカウントは存在しないことになります。

その存在しないアカウントにログインしろと言っているんですよね~。

これはあり得ないですよね。

存在しないアカウントにどうやってログインするんでしょうか?

アカウント名もパスワードも当然ながらありません。

物理的に不可能なことをしろと、このメールで入っているんです。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。




怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものが存在しません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールとなっています。

そこでこの法則を利用し、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列がはいっているでしょうからね。

両URLを比較してみた結果、これらは全く違っていることが判明。

似ても似つかぬURLとなっており、これはもう決定的なポイントとなりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.存在しないアカウントにログインしろというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと全然違った

以上3点、どれをとっても本物ではあり得ないような内容ばかりでしたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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