Pocket Cardを名乗る「【ポケットカード】カードご利用のお知らせ」にご注意を

ポケットカードメール 注意喚起

Pocket Cardを名乗る不審なメールが出回っています

今回はPocket Cardを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【ポケットカード】カードご利用のお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【ポケットカード】カードご利用のお知らせ

ポケットカードをご利用のお客様へ

このたびはポケットカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記のご利用照会がございましたので、お知らせいたします。

ご利用日時:2022年5月26日 16:18
ご利用場所:国内加盟店ショッピング(通販・ネットショッピングなどでのご利用)
ご利用金額:9,860円

ご利用の覚えがない場合は、下記よりご本人様のカードのご利用内容についてのご確認をお願いいたします。

カードご利用のお知らせについてはこちら(リンク)

<ご注意点>
※1.本メールはお客様のポケットカードのご利用照会が行われた場合、
ご登録いただいたメールアドレス宛に自動的に送信されています。

※2.本メールは送信専用です。ご返信いただきましてもお答えできませんので、
予めご了承ください。

※3.ご契約キャンセルとなった場合のお取消し情報は配信されません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■
〒105-0011
ポケットカード株式会社
東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright All Right Reserved. Pocket Card Co., Ltd.

転記終了



怪しいポイント① ポケットカードのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。

まず第一に、私はポケットカードのサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

気持ち悪さも感じてくる、そんなメールとなっています。

サービスを利用していないということですが、これは利用登録をしたことがないということを意味しています。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがないのです。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな疑問も湧いてくるんですよね。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているのです。

本人が承知していない方法でメールアドレスを入手しているということになります。

信用第一のカード会社が、こんな方法でメールアドレスを入手するでしょうか?

普通に考えてしませんよね。

これが怪しいポイントの1つ目となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードが使われたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。

メール本文では利用照会ということで、カードが使われた形跡が送られてきていました。

これが本当だとしたら由々しき事態でありますね。

しかし、私は先ほども書きましたが、ポケットカードのサービスを利用していません。

登録もしていないことを書きました。

ということは、カードが発行されていることもなければ、物理的にカードが存在しないということになるんですよね。

そんな存在しないカードが使われたとこのメールは言っているんです。

そんなことはあり得ませんよね、物理的に存在していないカードをどうやって使うのか。

こうしたあり得ない内容が怪しいポイントの2点目となりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違った

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目していたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールとなっています。

そこでこの法則を利用し、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が含まれているはずです。

それぞれのURLを比較してみた結果、これらは全く違っていることがわかりました。

これはもう決定的に怪しいと言えるポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないカードが使われたというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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