UCカードを名乗る不審なメールが出回っています
今回はUCカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重要】UCカードアカウントセキュリティ情報アップグレードします。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:【重要】UCカードアカウントセキュリティ情報アップグレードします。
こんにちは、UC カードユーザー、これまでの支援に感謝します。より良いサービスを提供し、あなたのプライバシーと安全、アカウントの安全を確保するために、私たちはすべてのUC カードユーザーにセキュリティ情報をアップグレードします。アップグレード時間は1月11日24:00-1月12日24:00 です、アップグレード期間中、あなたの個人情報を確認し、確認した後、あなたのUCカードを正常に使用できます。適時に以下の手順に従ってアップグレードしてください
今アカウントを確認できます。
確認(リンク)
あなたの情報を適時に更新してください。そうでなければ、アカウントは24時間以内に停止されます。。
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※本メールはUCカードから自動的に送信されています。
※本メールに心当たりがない方は、お手数ですがお問い合わせ先まで
ご連絡いただきますよう、お願い申しあげます。
※本メールへの返信は受付いたしておりません。
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どうぞよろしくお願いいたします。
【配信元】
UCカード
Copyright © UC CARD CO.,LTD. All Rights Reserved.
転記終了
怪しいポイント① UCカードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はUCカードを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね~。
これは怪しい。
だって、利用していないんですから・・・。
利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?
これもまた怪しいポイントであり、気持ちの悪い所ですね。
教えたことがないメールアドレスを知っているんですから・・・。
そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一のカード会社がこんな方法でメールアドレスを取得するとは思えませんが・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないアカウントを停止するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「あなたの情報を適時に更新してください。そうでなければ、アカウントは24時間以内に停止されます。。」
システムのアップグレードが行われるので、情報更新してくれというもの。
しかもそれが24時間しか猶予がないという(笑)
こんなことあり得るのか!?と思ってしまうくらい短いですよねorz
そしてそれがされなかった場合にはアカウントが停止されるという宣言までされています。
しかしこれはおかしな話。
上でも書いた通り、私はUCカードのサービスを利用していません。
これはアカウントを作ったこともなければ、物理的に存在していないということです。
そんな存在していないアカウントを停止すると書かれていることになり、これは物理的にあり得ませんよね。
存在しないものを停止することは不可能です。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント② リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの2点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.存在しないアカウントを停止するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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