SMBCを名乗る不審なメールが出回っています
今回はSMBCを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「三井住友カード【重要】」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名:三井住友カード【重要】
メールアドレス様
ご利用中の三井住友カードアカウントへのログインが確認されました。
◆ログイン情報
・ログイン日時 :2021/6/12 2:51
・IPアドレス :171.73.125.146
VpassIDおよびパスワードを他のサイトと併用している場合には、漏えいした情報より、悪意のある第三者によるネットショッピングでの悪用の可能性もございます。
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お客様のセキュリティは弊社にとって非常に重要なものでございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。※本メールはご登録いただいたメールアドレス宛に自動的に送信されています。
※本メールは送信専用です。ご返信いただきましてもお答えできませんのでご了承ください。
三井住友カード株式会社東京本社 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング
大阪本社 大阪市中央区今橋4-5-15
転記終了
怪しいポイント① SMBCのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に私はSMBCのサービスを利用していません。
サービスを利用していないのに、こうしてメールが送られてくることはおかしいですよね。
そもそも登録をしていないのに、なぜメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問に思います。
これが本物だと仮定するならば、どこでメールアドレスを入手したのか、説明していただきたいものですね。
怪しいポイント② あり得ない内容のメール本文
続いてはメール本文に目を移してみることにしましょう。
メールの内容を見てみると「三井住友カードアカウントへのログインが確認されました」ということが書かれています。
そもそもメールの出始めに、私のメールアドレス様という名前で送信してきています。
物理的にカードを持っていないのに。
物理的に存在しないカードにログインがあった。
これはすごいことですよね(笑)
架空のカードに妄想でログインした。
もはや別次元の話に聞こえてきます。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に記載のあるリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
よって、どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないんですよね。
今回のメールのリンク先URLと公式のURLを見比べてみると、やっぱりURLは違うことがわかりました。
これはもう、偽物の可能性がかなり高いと言わざるを得ませんね。
怪しいポイントまとめ
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった
2.あり得ない内容の本文だった
3.メール本文に記載されているURLと公式URLが違った
以上3点、どれをとっても本物ではありえない内容となっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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