GTNお客様を名乗る不審なメールが出回っています。
今回はGTNお客様を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【VISAカード】重要なお知らせ([RECEIVER_NAME])」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名「【VISAカード】重要なお知らせ([RECEIVER_NAME])」
エポスカードご利用いただき、ありがとうございます。
この度、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下のリンクへアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用が継続されることもございますので、予めご了承ください。
■ご利用確認はこちら（リンク）
ご不便とご心配をおかけしました誠に申し訳ございませんが、
何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
■発行者■
株式会社 エポスカード
東京都中野区中野4-3-2
Copyright © 2021 EPOS Net. All Rights Reserved. EPOS Card Co.,Ltd.
発行元 EPOS Net株式会社
転記終了
怪しいポイント① GTNのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はGTNのサービスを一切利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
知らないサービスなので、利用登録をしたことがありません。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていないんですよね～。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか？
本人が承認していないメールアドレスの取得は不正取得にならないんでしょうかね？
この辺も甚だ疑問におもうところであり、気持ち悪さを感じるところでもあります。
怪しいポイントの1つ目は、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないカードに利用制限を設けるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文ではこうした記述がありました。
「カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」
どうやらクレジットカードと思われるカードの一部利用制限をしたといわれています。
がしかし、私はこちらのサービスを利用したことがないので、カードが物理的に存在していません。
その存在していないカードに対して、利用制限を設けたと言っているんですよね～。
これはあり得ない内容だと思います。
物理的に存在しないカードに利用制限を設ける。
たとえそれができたとして、誰が困るんですかね？
物理的にカードが存在していないので、誰も困らないと思います(笑)
こうしたあり得ない内容、それが怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネット界の常識であり、ルールです。
そこで、この仕様を利用してリンク先URLが公式サイトかどうかを確認していこうと思います。
やり方は簡単、それぞれのURLを見比べてみるだけです。
もし、公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が含まれるはず。
比較してみたところ、これが全く違っていました！！
これはもう決定的なポイントになりましたね～。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3点ありました。
１．利用していないサービスからのメールだった
２．存在しないカードを利用制限するというあり得ない内容だった
３．リンク先URLが公式サイトのURLと全然違った
以上3点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック（タップ）しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック（タップ）しない！！
これを徹底したいものです。
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