三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要】三菱UFJニコス銀行ご利用確認」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要】三菱UFJニコス銀行ご利用確認
三菱カードをご利用のお客さま
利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
※ご利用確認はこちらリンク
※カードご利用の承認照会があった場合に通知されるサービスであり、カードのご利用 及び ご請求を確定するものではありません。
※ご利用店舗は、当社に売上の情報が到着後、MUFGのご利用明細照会やWEB明細で確認していただけます。反映までにお日にちがかかる場合がございます。
▼UFJのログインはこちらリンク
▼ご利用通知サービスのサービス内容紹介はこちら
リンク
※このメールアドレスは送信専用です。ご返信に回答できません。
■お問合せ/MUFG ECセンター
電話番号:0120-148-252
受付時間/9:00〜17:00(無休・年末年始は休み)
※電話番号はお間違いのないようおかけください。
———————————————————————-
※本メールはMUFGから自動的に送信されています。
※本メールに心当たりがない方は、お手数ですがお問合せ先までご連絡いただきますよう、お願い申しあげます。
※本メールの送信アドレスは送信専用となっておりますので、このメールへの返信によるご質問、お問い合わせにはお答えできません。
転記終了
怪しいポイント① 三菱UFJ銀行のサービスを利用していない
ここからは、このメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三菱UFJ銀行のサービスを利用していません。
利用していないものに対してこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、登録利用もしていないということです。
ということは、そもそもメールアドレスをどこで入手したんでしょうかね?
そんなことも疑問に思ってくるところであります。
怪しいポイント② 存在しないカードに一部制限を掛けたという内容
怪しいポイントの2つ目として、メール本文を見てみたいと思います。
メールには「カードに一部制限を掛けた」という趣旨が書かれています。
そのカード、どこにあるんですか(笑)
1でも書きましたが、私はサービスを利用していません。
ということは、カードも存在していないんですよね。
もちろんアカウントも。
こうしたものに制限を掛けたというのですから、すごい話です。
空想のカードに、空想の制限を掛けた。
まるで夢のような話が展開されているメールとなっていました。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のURLが違う
3つ目のポイントとして、メールに記載のあるリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLは世界に二つと同じものがありません。
どんなに本物を装ってみても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
今回もURLを本物と比較しました。
すると、URLが違うことが判明!
これはもう偽物と断言してもいいくらいのポイントとなっています。
怪しいポイントまとめ
それでは、まとめに入りたいと思います。
今回のポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった
2.存在しないカードに一部制限を掛けるという内容だった
3.リンク先URLが本物と違った
以上3点が今回の怪しいポイントでした。
どれをとっても怪しさ満点といった感じですね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント