PayPay銀行を名乗る「【PayPay 銀行】【要返信】お客様の直近の取引における重要な確認について」にご注意を

paypay銀行メール 注意喚起

PayPay銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はPayPay銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【PayPay 銀行】【要返信】お客様の直近の取引における重要な確認について」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

paypay銀行メール

転記開始

件名:【PayPay 銀行】【要返信】お客様の直近の取引における重要な確認について

いつもPayPay 銀行をご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 9 1 7 に基づくご依頼となります。

なお、この確認に伴いご確認頂けないお客様のアカウントに対し、一時的な利用制限を実施しております。
以下の内容をご確認のうえ、質問項目のご回答をお願いいたします。

リンク

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
—————————————————————————————-                                                                                                                                                                                                                          PayPay
銀行
登録金融機関 関東財務局長(登金)第624号 日本証券業協会 一般社団法人 金融先物取引業協会加入

©PayPay Bank

転記終了



怪しいポイント① PayPay銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はPayPay銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用していないのですから、メールを送られてくるいわれがありません。

利用していないということは、利用登録をしていないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということです。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

そんなことも疑問に思うと共に、気持ち悪く感じるポイントになりますね。

そもそも教えていないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

銀行という信用第一の企業がこうした方法でメールアドレスを取得するでしょうかね。

私はしないと思いますが。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントを利用制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文にはこんな記述がされていました。

「なお、この確認に伴いご確認頂けないお客様のアカウントに対し、一時的な利用制限を実施しております。」

アカウントに一時的な利用制限を実施していると言っていますね。

しかしこれはおかしな話でありまして。

上でも書きましたが、私はPayPay銀行を利用していません。

これはアカウントを作ったことがないということを意味しており、物理的にアカウントが存在していないのです。

そんな存在しないアカウントを利用制限すると言っているんですよね。

物理的に考えて、存在しないアカウントに対し利用制限をするというのは物理的に不可能。

だってないんですからね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しないアカウントに利用制限を設けるというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

PayPay公式サイトでは、フィッシングメールに関する注意喚起などがされています。

併せてご覧くださいm(_ _)m



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