ETC利用照会を名乗る「ETC上に登録されている電話番号について」にご注意を

ETC利用照会メール 注意喚起

ETC利用照会を名乗る不審なメールが出回っています

今回はETC利用照会を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「ETC上に登録されている電話番号について」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:ETC上に登録されている電話番号について

総合情報ポータルサイト

ETC上に登録されている電話番号について、現在お使いのものどうかの確認をお願いいたします。

お客様のアカウントのに登録された電話番号にご連絡いたしましたが、お客様に連絡を取ることができませんでした。

ETC会社に登録されている電話番号を現在使用されていない場合は、ETC会社の記録を更新し。お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がございます。

確認用アカウント(リンク)

 

更新をクリックします引き続きのご支援をお待ちしております!

*このメールは返信しても届きません。お間い合わせはアプリを起動して「お問い合わせ」からお願いいたします。

このメールを停止したい場合は配信停止のページからお願いいたします。

—————————————- 重要なお知らせ——————————————–

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「阪神高速ETC乗り放題パス2022」の販売について(9月9(金) 10時~ 受付開始)

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスは、ETCサービス全般に登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

今回受信したメールアドレスとは別に、ETCサービスに登録しているメールアドレスがあるのです。

本物だとしたら、そちらにメールを送ってくるべきところ。

しかも、こちらのメールアドレスは教えたことがありません。

なぜ教えたことがないメールアドレスを知っているのか?という問題も発生してしまいますね。

教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいますから。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② おかしな日本語の本文

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メールを読んでみると、ところどころ日本語がおかしなところに気づきます。

日本人であり普段から日本語を使っていますからね、おかしなところにはすぐ気づくというもの。

例えばこれ。

更新をクリックします引き続きのご支援をお待ちしております!」

更新をクリックしますって何ですかね?(笑)

更新という名前のボタンでもあればその通りですが、そんなボタンはありません。

リンクも張られておりますが、リンクに貼られている文字は更新という名前じゃないです。

じゃあ更新をクリックってなんだ?ってなりますよね(笑)

またその後の文章を見てみると、引き続きご支援をお待ちしていますとなっています。

なぜETCサービスを「支援」しなければならないんですかね?

ボランティア団体でしたっけ?

違いますよね?

そして「!」までついちゃっています(笑)

日本のビジネスシーンで、こうした!を使うような文化はありませんし、使う方はほぼいません。

特にこうした公共性の高い会社の場合はなおさら。

とても日本人が作ったとは思えない日本語の使い方や言い回しとなっていました。

これが怪しいポイントの2点目です。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信

2.日本語の使い方、言い回しがおかしい

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

ETC公式サイトでも不審なメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただけるとよろしいかと思いますm(_ _)m



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