楽天市場を名乗る不審なメールが出回っています
今回は楽天市場を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【楽天市場】注文内容ご確認(自動配信メール)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速ですがメール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:【楽天市場】注文内容ご確認(自動配信メール)
ご注文ありがとうございます。
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メールアドレス様
楽天会員規約に基づき利用停止措置がとられています。
セキュリティ確保のため、一旦ログイン処理を停止させていただきます。ご注文内容
注文番号 386625-20220329-0458839903
注文日時 2022/5/11 4:06:06楽天グループのサービスを利用するにあたって、法令や本規約等に違反する行為があった場合には、当社で利用停止措置を取らせていただく場合がございます。
詳細
注文者
人名、住所、電話番号
お届け先
人名、住所、電話番号
支払い方法
クレジットカード
一括払い配送方法
宅配便
お届け日時
「あす楽」: 2022/5/11(水)
注文情報の詳細を確認する(リンク)
ご注意事項
・消費税額の算出方法について、よくある質問はこちら
・お客様のお取引先は「ロジクール 公式ストア」となりますので、支払い以外に関するご不明な点や、ご注文内容に誤りがある場合は、直接ショップまでお問い合わせください。・後日計算の送料等により、「全てのポイントを使う」を選択の場合でも支払いの差額が生じる場合が
あります。
・楽天会員を利用したご注文の場合、キャンペーン特典ポイントが本メール記載の獲得ポイントとは別に計算、
付与される場合があります。ポイント利用・獲得履歴はこちら
・お客様都合の返品等により楽天市場から返金が発生する場合は、振込手数料はお客様負担となります。
・楽天市場ご利用上のご注意はこちら。
・個人情報の取り扱いについては個人情報保護方針をご覧ください。
・よくある質問はこちら。支払いに関するご質問は、楽天市場までお問い合わせ下さい。
※本ご注文に心あたりが無い場合には、大変お手数をおかけしますが、上記ショップならびに楽天市場までお知らせください。
※このメールに返信いただいてもお答えできません。(English)Thank you for shopping at Rakuten. This e-mail is automatically generated in response to your order.
Please note that your order is not complete until confirmed by the seller.
To modify your order (item, payment, delivery, etc.), please contact the seller directly.
As this is an automated e-mail, please do not respond directly to this address.
Click here for Frequently Asked Questions.楽天市場
発行元:楽天グループ株式会社
転記終了
怪しいポイント① 楽天のサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
突然メールが送られてきても、何の話?となるわけで。
そもそもサービスの利用登録をしたこともありません。
ということは、メールアドレスの登録もしたことがないんですよね。
ではどうやって先方はメールアドレスを入手したんでしょうか?
本人が承知しない方法でメールアドレスを取得している。
これだけで十分怪しいですね。
怪しいポイント② 内容が支離滅裂
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文を見てみると、何やら2つの内容が書かれています(-_-;)
「楽天会員規約に基づき利用停止措置がとられています。
セキュリティ確保のため、一旦ログイン処理を停止させていただきます。」
というのが最初の内容。
利用規約違反があったので、ログイン停止されている。
これはあり得ません、アカウントがありませんからね。
そもそもログインするアカウントがないのです。
そして2点目は注文内容の確認。
なにも注文していませんが・・・というより、アカウントがないので注文できないような・・・。
氏名や住所、電話番号まで明記されていましたが、全くの別人であり全く違うところの住所。
もちろん電話番号もでたらめです。
こうした支離滅裂な内容というのが、怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLと公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネット共通のルールとなっており、全世界共通の仕様です。
そこで、この性質を利用し、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認していきましょう。
公式サイトであれば、公式サイトの文字列が入っているはずです。
やり方はこれら2つのURLを比較してみるだけ。
比較してみると、サイトのアドレスが全く違っていることが分かりました。
これはもう決定的に怪しいポイントとなりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.支離滅裂な内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと全く違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントと言えますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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