Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【Amazon】24じかん時間いない以内にログインじょーほー情報のこーしん更新をおねがい願いします!」となっていました。
件名からクスっとくるメールとなっていましたが、どんなメールだったのかご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【Amazon】24じかん時間いない以内にログインじょーほー情報のこーしん更新をおねがい願いします!
Amazonお客様
誰かがあなたのクレジットカードにログインして商品を購入しようとしていることに気がつきましょう。
クレジットカードの盗難を防ぎ、登録したらできるだけ早く情報処理を更新する。
あなたが24時間以内に確認できない場合は申し訳ありません。財産の損失に対しては
このアカウントの使用を制限させていただきます。あらかじめご理解ください。お客様の Amazon アカウント
アカウントのメールアドレス管理コンソールにログインし、所定の手順に従ってください。アカウントの所有権の証明についてはヘルプセンターの記事も併せて参照。
状態:
異常は更新待ちです
Amazonクリック&ログイン(リンク)
数日以内アカウント所有権をご証明いただかなかった場合、Amazonアカウントは自動的に削除されますのでご注意ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Amazon チーム
利用規約 プライバシー規約 ヘルプ
? 1996-2021, Amazon. Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回メールを受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにメールが送られてくるのはおかしいですよね。
しかもこの間、本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
どういうことでしょうか?
そもそもどこでメールアドレスを入手したんだ?という疑問もわいてきます。
スタートから中々怪しさ満点、そんなメールとなっていました。
怪しいポイント② 件名おかしくて笑う
怪しいポイントの2点目として、件名に注目してみたいと思います。
この件名がちょっと笑ってしまう内容(笑)
「【Amazon】24じかん時間いない以内にログインじょーほー情報のこーしん更新をおねがい願いします!」
いやはや、これ書いたの日本人じゃないでしょう(笑)
情報のことをじょーほーとは書きませんから。
情報はじょうほう、じょーほーではない。
こーしんもそう、こうしん。
おかしな日本語の使い方をしている件名、これが2点目です。
怪しいポイント③ メールの内容が嘘
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に目を向けたいと思います。
メール本文にはこんな記述があります。
「数日以内アカウント所有権をご証明いただかなかった場合、Amazonアカウントは自動的に削除されますのでご注意ください。」
とあります。
数日以内にリンクを辿って利用照明をしろということですね。
それをしないとAmazonのアカウントを自動的に削除するぞと。
これを10日以上放置してみることにしました。
それからAmazon公式サイトにログイン。
普通にログイン出来ており、アカウントの削除が行われていないことを確認。
メールの内容は嘘であることがわかりました。
怪しいポイント④ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの4つ目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されているリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
するとこれが見事に違っていることが判明!
これはもう決定的と言えるかもしれません。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りしょう。
今回の怪しいポイントは4つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.件名の日本語がおかしい
3.メール本文が嘘
4.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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