admin@smbacsead.icuを名乗る不審なメールが出回っています
今回はadmin@smbacsead.icuを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「<<重要・再送>>【ヤマト運輸】郵便物が配達できないため、配送情報をご補充ください」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:<<重要・再送>>【ヤマト運輸】郵便物が配達できないため、配送情報をご補充ください」
【ヤマト運輸】サービスをご利用頂き、誠にありがとうございました。
シンガボールからの国際郵便物が配送されますが、宛先と電話番号に誤りがありましたため、配送できないことになっています。
下記通り、配送情報をご補充ください、1~2営業日以内に改めて配送を手配いたします。゠゠>クリックしてから配送情報をご補充ください(リンク)
*また、100円の再配送料がかかります。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
*注意:48時間以内にご返信のない場合、差出人に返送されることになります。
*このメールアドレスは送信専用になっております。本メールに返信いただきましても、お答えする事は出来ませんのでご了承願います。
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【upsワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)について】
ユーピーエス・ジャパン株式会社:0120-74-2877
(受付時間:9時~18時30分、土日祝日除く)【国際宅急便について】
国際宅急便サービスセンター:0120-5931-69
(受付時間:9時~18時、年中無休)────────────────────────────────────────────────
配信元:ヤマト運輸株式会社
Copyright© YAMATO HOLDINGS CO., LTD. All rights reserved.(リンク)
転記終了
怪しいポイント① ヤマト運輸にメールアドレスを登録していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はヤマト運輸にメールアドレスを登録していません。
登録していないのにこうしてメールが送られてきてしまっているんですよね。
これは中々怪しい。
なぜ教えたことがないメールアドレスを知っているんだ?という話にもなります。
そもそも登録していなメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
果たしてヤマト運輸ほどの大きな企業が、こうした方法でメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますけどね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 宛先と電話番号に誤りがあるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「シンガボールからの国際郵便物が配送されますが、宛先と電話番号に誤りがありましたため、配送できないことになっています。」
何やら宛先と電話番号が間違っていると言っていますね。
しかし、何でそれをお届け先に聞いているんでしょうかね?
通常そうしたものが間違っていた場合、送り主に問い合わせるのが当たり前です。
なぜなら送り先に連絡が取れないはずですからね。
しかし、このメールでは受取人に連絡をしている風になっています。
おかしな話ですね。
そしてシンガポールから荷物が~という話になっていますが、私はシンガポールに何かを頼んだことはありません。
身に覚えがない内容ということになります。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.宛先と電話番号が間違っていると受取人に連絡をしようとしている
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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