Suicaを名乗る「【モバイルsuica】情報有効期限お知らせ」にご注意を

Suicaメール 注意喚起

Suicaを名乗る不審なメールが出回っています

今回はSuicaを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【モバイルsuica】情報有効期限お知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【モバイルsuica】情報有効期限お知らせ

平素は「モバイルsuica」をご利用頂きありがとうございます
会員番号 :121050076

現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいた各種情報につきまして、最新の情報であるかどうかご確認をさせていただいております。

下記のURLへアクセスし、必要な情報を入力のうえ。

 

リンク

 

※このURLの有効期間は手続き受付時より24時間です。
(有効期限 2022/11/18 17:47)

 

——————–

お問い合わせ先

モバイルsuicaサポートセンター

TEL 050-2016-5000

受付時間 8時00分~22時00分

 

「モバイルsuica」

サイト運営・管理

JR東日本ネットステーション

——————–

 

このメールは「モバイルsuica」より自動配信されています。

返信いただきましても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。

 

お心当たりのない方は、誠に恐れ入りますがこのメールの削除をお願いいたします。

ご不明な点のある方は、モバイルsuicaサポートセンターまでご連絡ください。

転記終了



怪しいポイント① Suicaを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はSuicaを利用してません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

SuicaといえばJRのサービスとして知られていますが、私は普段電車を使っていません。

電車を使っていないのに、電車のサービスを使うわけがないですよね(笑)

利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題も出てきてしまいますね。

そもそもメールアドレスを教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

JRのような公共性の高い会社が、こうした方法でメールアドレスを取得するとは思えませんね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 登録していない情報を確認しろという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいた各種情報につきまして、最新の情報であるかどうかご確認をさせていただいております。」

登録した情報の確認が今回のメールの内容となっているようです。

がしかし、私は上でも書きましたが、こちらのサービスを利用していません。

これは何も情報を登録したことがないということを意味しておりまして。

登録したことがない情報を、確認しろということになってしまうんですよね。

これは物理的に不可能です。

登録していないものを確認することはできませんからね。

怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.登録していない情報を確認しろというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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