三井住友銀行を名乗る「【三井住友銀行】お取引確認の必要がございます。」にご注意を

三井住友銀行メール 注意喚起

三井住友銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は三井住友銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【三井住友銀行】お取引確認の必要がございます。」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

三井住友銀行メール

転記開始

件名:【三井住友銀行】お取引確認の必要がございます。

いつも三井住友銀行をご利用いただきありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 2 6 7 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

 

お取引確認(リンク)

 

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
—————————————————————————————-

【当行から送信したメールであることの確認方法】
「三井住友銀行」名でお送りするメールには、携帯キャリアのメールアドレス宛を除き全て電子署名を付けています。
>リンク

【当行のサイトであることの確認方法】
閲覧しているサイトが当行の正当なサイトかどうかを、電子証明書により確認いただけます。
リンク

【メールの内容に身に覚えがない場合】
本メールに対するメールでのご返信お問い合わせはお受けしておりません。メールの内容に身に覚えがない場合や、サービス
等についてくわしく知りたい場合は、当行ホームページをご覧いただくか、以下より電話番号を確認の上、お問い合わせくだ
さい。
>リンク

【メールアドレスや配信設定の変更】
SMBC
ダイレクトにてお手続ください。
>リンク

———————————————————————–
発行:株式会社 三井住友銀行
東京都千代田区丸の内一丁目12
登録金融機関 関東財務局長(登金)54
加入協会 日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会

リンク
電子署名付き電子メール : 三井住友銀行
電子署名付き電子メールについてのページです。増加している金融犯罪から身をまもるために、敵の手口を知り、防御策を身に着けましょう!

転記終了

三井住友銀行メール

三井住友銀行メール

三井住友銀行メール



怪しいポイント① 三井住友銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は三井住友銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

これは中々おかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみると営業メールでもありませんからね。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題も出てきてしまいます。

これもおかしなポイントですね~。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

こんな方法で信用第一の銀行がメールドレスを取得するとは思えませんね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座の利用を制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文では、こんな記述がありました。

「※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。」

口座取引を制限する、なんだか怖い文言が並んでいますね~。

しかし・・・これまたおかしな話。

上でも書きましたが、私は三井住友銀行を利用していません。

ということは、当然口座も作ったことがなければ、この世界に口座が存在していないのです。

その存在していない口座の利用を制限するって言っているんですよね。

これがまたあり得ない話となっておりまして、存在しないものに制限をするというのは物理的におかしな話ですよね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座の利用を制限するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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