えきねっとを名乗る不審なメールが出回っています
今回はえきねっとを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要なお知らせ】「新幹線eチケットサービス」えきねっとアカウントの自動退会処理について」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要なお知らせ】「新幹線eチケットサービス」えきねっとアカウントの自動退会処理について
メールアドレス 様
日頃より「えきねっと」をご利用いただきありがとうございます。
「えきねっと」は 2022 年 3 月1 日(火)にサービスをリニューアルいたしました。これ に伴い、「えきねっと」利用規約・会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算し て2年以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウント は、自動的に退会処理させていただくことといたしました。なお、対象アカウントの自動退 会処理を、本規約に基づき、2022 年 3 月 16 日(水)より順次、実施させていただきます。
2年以上ログインしていないお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合 は、2022 年 3 月 18 日(土)よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。
※ログインはこちら ▼
リンク
—————————————-
◆注意事項
なお、アカウントが退会処理された場合も、新たにアカウント登録(無料登録)していた だくことですぐに「えきねっと」をご利用いただくことができますので、今後もご愛顧いた だけますようよろしくお願いいたします。—————————————-
このメールは「えきねっと」より自動配信されています。
返信いただきましても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。ご不明な点のある方は、えきねっとサポートセンターまでご連絡ください。
—————————————-
発行:株式会社JR東日本ネットステーション
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11 アグリスクエア新宿4階
—————————————-
Copyright (c) 2022 JR East Net Station Co., Ltd.
転記終了
怪しいポイント① えきねっとのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はえきねっとのサービスを一切利用していません。
新幹線のeチケットサービスらしいですが、新幹線なんて最後に乗ったのはいつだろうか・・・。
というくらい、新幹線そのものを使っていません。
そんな私が新幹線のサービスを利用するなんてことはないですよね・・・。
年に1回あるかないかなので、購入するときはいつもネットではなく緑の窓口か自動発券機!
なので利用するわけがありませんし、利用したことも、登録したこともありません。
そしてそんな状況で、なぜ先方はメールアドレスを知っているのか?という問題にもつながります。
怪しいポイント② 存在しないアカウントの退会処理をするという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文では「最後にログインをした日より起算し て2年以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウント は、自動的に退会処理させていただくことといたしました。」とあります。
どうやら自動的に退会処理を行うということでした。
しかし、私は入会した事実はありませんし、アカウントも存在していません。
そんな存在しないアカウントを退会させるといわれましてもね・・・。
何の話?ということになりますし、そもそもあり得ないことです。
入会していないものを退会させることなんて、物理的に不可能ですからね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットの仕様となっており、全世界共通です。
これを利用して、サイトのURLを比較し本物かどうかを確認するということをやってみます。
貼付されていたリンク先URLと、公式サイトのURLを比較してみるとこれが全く違いまして!
これはもう決定的ともいえるポイントになりますね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.アカウントがないのに退会させるという内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント