amazon.co.jp@md-mta-nw003.ocn.ad.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はamazon.co.jp@md-mta-nw003.ocn.ad.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Amazon.co.jp でのご注文について」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速ですが、メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:Amazon.co.jp でのご注文について
注文履歴
ご注文の確認
注文番号: 250-4412322-3390318(リンク)
[RECEIVER_ADDRESS] 様
誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しました。 まだ注文していない場合は、[注文の詳細を表示する]をクリックして、この注文をすぐにキャンセルしてください。セキュリティ上の理由から、身元を確認するためにいくつかの情報を入力する必要がある場合があります。
お届け予定:
火曜日,08/15配送オプション:
お急ぎ便注文の詳細を表示する (リンク)
お届け先:
根本 政弘 様住所
注文合計:¥ 81,900
支払方法クレジットカード(VISA):¥ 81,900
Amazon.co.jp でのご注文について、くわしくは注文についてのヘルプページをご確認ください。 一部の商品を除き、納品書を同梱せずにお届けしています。領収書が必要な場合は、商品発送後に注文履歴から印刷できます。くわしくは、領収書のヘルプページをご確認ください。 Dash Button/Dash Replenishmentサービスによるご注文については、Dash Button/サービス対応デバイスでの対象商品の設定時とご注文時の提供条件(たとえば、商品、価格、税金、入手可能性、送料及び売主)が一部変更されている場合があります。上記「注文内容」を十分にご確認ください。ご注文後、一定時間はご注文を変更またはキャンセルすることができます。また、発送後でも商品を返品することができます。詳しくは、Amazon Dash利用規約、Amazon.co.jpの返品ポリシーをご覧ください。 その他ご不明な点がある場合は、ヘルプページをご確認ください。
またのお越しをお待ちしております。
Amazon.co.jp本メールは、Amazon.co.jp でのご注文について、Amazonマーケットプレイス出品者がご注文を受領したことを確認するものにすぎません。Amazon.co.jp が販売する商品については、商品が発送されたことをお知らせするメールを当サイトからお送りした時点で、当該商品のご購入についての契約が成立します。Amazonマーケットプレイス出品者が出品する商品については、商品が発送されたことをお知らせするメールを当サイトからお送りする時点で、当該商品のご購入についての契約が成立します。 在庫状況とお届け予定日は、確約されたものではありません。お届け予定日は、在庫状況の変動などにより変更される場合があります。 このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。 テキスト形式でのEメール配信をご希望の場合は、こちらから設定を変更してください。
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね~。
この間本物のAmazonからは、登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
どちらが本物か?
それは明らか。
当然登録しているメールアドレスに送ってきている方が本物でしょう。
そもそも教えたことがないメールアドレスに送ってきているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonほどの大企業がそんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんね。
最初の怪しいポイントはこうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しない注文
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文を見てみると、何かAmazonで注文したということが書かれています。
しかも自分じゃない第三者が勝手に注文したと断定的に書かれていますね。
何で注文者が自分じゃないってわかるんだよ(笑)なんてツッコミも入れたくなるところですが・・・。
そこではありません(笑)
Amazonで注文が入りましたということなので、これが本物であればAmazon公式サイトにアクセスすれば注文履歴が残っているはず。
そこで、Amazonの公式サイトにログイン。
注文履歴を確認しますが、メールに書かれているような注文は一切されておりませんでした。
公式サイトに載っていない注文など、あるわけありません。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれている事実がないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみた結果、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりましたね~。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている事実が確認できない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと全く違う
以上3点、どれをとっても怪しい内容ばかりとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
コメント