電車通勤
今はもう違うのですが、かつて私は電車通勤をしていた時代がありました。
いわゆる通勤電車というやつ。
毎朝同じ電車に乗り、帰りは同じとは限りませんでしたが電車を使った帰宅する。
そんな生活。
社会人ではなくても、学生さんでも通学に電車を利用しているなんて方も多いかもしれませんね。
電車に乗れば目的地まで連れて行ってくれる。
公共交通機関なんて言われ方もしますが、便利なものです。
自分で運転しなくても、目的地まで連れて行ってくれるわけですからね。
そしてそんな電車通勤をしていると、ならではの光景もあったりしまして。
毎朝同じ電車に乗っていると顔見知りができる
毎朝同じ電車に乗っている。
そうしていると何が起こるか？
「いつもあの人同じ電車に乗ってるな～」
って人が出てくるんですよね(笑)
始業時間というのは、決まっている会社が多いです。
学校にしてもそうですよね。
開始時間というのが決まっている。
その時間に合わせてみんな電車に乗っているわけで。
そうなると毎日同じ時間の電車に乗る。
故に、毎日同じ時間に乗るので顔見知りができてくるって事象です。
私にもそんな経験がもちろんあり、あの人いつも一緒、この人も。
そんな光景が朝の通勤電車内で繰り広げられていました。
顔見知りの一人はいつも座っていた
電車通勤といっても、色んなパターンがありまして。
自分の駅が始発だという人もいれば、路線の途中から乗る人もいます。
私は路線の途中から乗るタイプでありまして、私が乗り込むころには電車の椅子は満席状態。
電車内で立って乗ることが定番となっていました。
しかし、顔見知り、いつも同じ電車に乗っている人の一人は、毎朝椅子に腰かけて毎回座っていたのです。
私よりも手前で乗車しているんでしょうね。
これはこれでよくあること。
何の不思議もありません。
その人はいつも途中の駅で下車する
その座っている顔なじみの人。
その人はいつも途中の駅で下車するんですよね。
私はいつも終点まで行くので、その人の前で立って待っていれば途中からは座れる・・・。
そんな目論見もあり、その人の顔を覚えていたのかもしれません(笑)
毎日同じ駅で降りているので、おそらくその駅で乗り換えるのか、会社があるのかするのでしょう。
人それぞれ、通勤事情も違いますからね。
そんなこともあって、私はその人の前を確保しようと毎日狙っていたのでした。
まあ・・・結構気持ち悪い話かもしれませんが(笑)
ちょっとでも座って楽したい、そんな気持ちがあるんですね。
ある日その人がいつも降りる駅で降りない！
ある日の事。
いつものように途中下車する人の前を確保し、立っていました。
今日も途中下車するだろう・・・。
そんなことを思いながら、立っているとその途中下車するはずの駅に到着。
よし・・・座れるか・・・。
そう思ったのもつかの間、その日に限って降りません。
「おや？」と思っているとどうも寝ている様子・・・。
これは起こしてあげるべきか・・・とちょっと悩みましたがもしかしたら今日は違うところに行くのかもと思う気持ちもあり。
結局何もせずにいたのでした。
次の駅で気が付いたその人は電車を飛び降りていった
今日は当てが外れたか・・・なんて思っていた次の駅。
ふと目を覚ました座っていた人が、きょろきょろ。
駅を確認すると、すぐに飛び降りていきましたorz
慌て具合を見ると、おそらくは寝過ごしてしまったのでしょう・・・。
声をかけてあげればよかったかな・・・その様子を見ながら、そんなことを思った懐かしい話。
それでも話したこともない人からいきなり「駅に着きましたよ」といわれるのも中々気持ち悪いかな(笑)
何で知ってんねん！って話ですし、まあ毎日顔を合わせているので知らない仲とは言えないですが・・・。
なんだかもやもやした朝の通勤の話でありました。
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